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米作り(早期米のできるまでー⑤)

 ふさふさになってきた。03180007

 ふさふさといっても髪の毛ではない。もちろん、稲の苗だ。

 03180008 思わず頬ずりしたくなるような産毛のような可憐極まりない苗たちだが、それでも高温管理と、太陽の光でしっかりと根を張って来ているようだ。なにしろ稲は熱帯性の植物である。寒さは最大の敵だが、米作りが最大の産業となった弥生時代以来、昭和になってビニールハウスというまさに革命的といってよい保育器が発明されてから、米作りは飛躍的に伸びた。その証拠が北の大地・北海道の稲作だ。ビニールハウスの育苗が普及しなかったら北海道の米の生産量が日本一になることはなかっただろう。

 難しいことはあとにして、米作り農家はせっせと田植えに向けて準備をしているので、それを紹介しよう。

03180011  鹿屋市吾平町の鶴峰東地区は吾平町育苗センターの台地から二キロ足らずの所にある姶良川沿いの田園地帯だが、そこの田んぼで若い夫婦が肥料をまいていた。

 話によるとこの田んぼは「妻の実家の田なんです」という。実家には母親しかいないらしく、田植えに向けて日曜ごとに、こうして加勢に来ているそうだ。田は二枚あるという。これから先、耕運し、水を張り、代掻きをしていよいよ田植えになるのだが、お願いしたところ快く一連の作業と稲の生育を観察させてもらうことになった。 

 若夫婦の軽トラックには可愛い女の子が乗っていたので写真を撮ろうとすると、おびえてしまって撮らしてくれなかった。今後、たびたびお邪魔するうちになついてくれるかもしれない。それまでお預けということにしよう。

 03180018 その軽トラックの向こうに見える丸い丘のすぐ下で、トラクターがうごめいていた。若夫婦と別れたあと、そっちへ向かってみた。するとそこでは既に肥料をまいた後の耕運に取り掛かっていた。

 聞けば、やはり日曜に農業をするサラーリーマン農家だった。次の日曜日に田んぼに水を入れるという。もう一軒米作り観察の現場が増えた。これは楽しみだ。ご両人、よろしくお願いします。

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