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九月十三夜の綱引き

 時間を間違えた!

 7時からと思ってその少し前に行くと、綱引きはもう済んでおり、相撲が始まっていた。聞けば6時からだったという。日曜日の高山流鏑馬祭りといい、今日の綱引きといい、最近時間をよく間違える。

 ともあれ、相撲だけでも鑑賞に値するだろうと気を取り直す。Yabusametomyouzubaru_045

所は、鹿屋市吾平町名主(みょうず)地区公民館の中庭。この地区では昔から旧暦九月十三日の夜、一般には「芋名月」と呼ばれる月の出の元で綱引き行事が行われている。

 旧8月15日の綱引きは大隅地方でかなり見られるが、旧9月13日の綱引きは珍しい。県下でも余り例がないのではないかと思う。

Yabusametomyouzubaru_044  お母さんと小学生の子供の対戦の最中だった。

ここの土俵は綱引きに使用した綱そのものを使っている。これは古式である。ただ、綱の材料が主に稲藁らしく、その点は簡略化されているようだ。本来は山や地区の共有の茅場などでチガヤやカズラを採ってきて練り上げる。

 件の相撲はとうとうお母さんが勝った。むむ、やはり強し・・・。

Yabusametomyouzubaru_046 つぎは下名(しもみょう)小学校の校長先生が土俵に上がった。今年新たに赴任してきた校長のようで、行司から受け取ったマイクでそう自己紹介していた。

 相手は3年生くらいか、不足のない相手と見た子供はどんどん攻め立てる。校長先生は防戦一方で、ついに藁に足をとられて負けてしまった。

 お月様に子供の元気な成長の様子を見てもらい、ともに喜び合うのがこの行事の眼目で・・・、と先生、言ったとか言わなかったとか・・・。Juusanya_002

 よく「月へん」と言ってしまうが、正確には「にくづき(へん)」で、夜、寝ている間に肉体(動物・植物を問わず)を成長または回復させる働きがお月様(ツキヨミノミコト)。その働きを「夜食国(よるのおすくに)を知らす(統括する)」とした日本神話の伝統の一端がこの行事に現れている。

 それにしてもあのお母さん、肉付きがよかったな・・・。

 児等の声 Juusanya_003 月に村雲 十三夜

鹿屋市のスクロール地図はこちら

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おおすみ祭礼と行事」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様でした。

2日間続けて時間の勘違いとは災難でしたね。
でもいい写真が取れましたね。

十三夜、私も先ほど撮ってブログにアップしました。
よろしければどうぞ。

ではまた

投稿: 税理士窪田 | 2007年10月23日 (火) 22時22分

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