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裸の王国

 裸の王国―の裸にしたら典型的なポッコリおなかの王様が、久々に南の同じ朝鮮族の大統領に会って話をしていた。

 ノドン・テポドンを打ち上げ、核開発を仕掛け、マカオの銀行口座を差し押さえられるという、世界から丸見えのおろかな失態を繰り返す、裸の王国。

 6年前に小泉首相が直談判してようやく拉致を認めながら、のらりくらりと言い逃れ続ける裸の王国、北朝鮮。

 あのポッコリおなかの影で多大な国民が餓えに苦しみ、涙を流しているにもかかわらず、相変わらず世界に向かって子供のように駄々をこね続ける裸の王様、キム・ジョンイル。

 早く、ポッコリおなかの王朝を無くして、少なくとも南朝鮮(韓国)並みの、民主国家になったらいいのにと思うのは筆者だけではあるまい。

 ――話は3世紀の朝鮮半島に飛ぶ。

 その頃、大漢帝国のくびきを脱した北部朝鮮は、北に戸数8万戸の「夫余」、その南に戸数3万戸の「高句麗」、さらに南にあった「ワイ(さんずいに歳)」(2万戸)の三ヶ国に分裂していた(ただし夫余の領域は満州が中心)。

 魏志の「夫余伝・高句麗伝・ワイ(さんずいに歳)伝」によると、この三ヶ国の本貫は一番南の現在のピョンヤンを含む大同江の中・上流域を支配していたワイである。ワイこそが北朝鮮人のルーツと言っていい。

 このワイに、殷王朝の末裔である「箕子(きし)」が亡命してきてワイ人を教えたところ(八条の教え)、門戸を開け放ったままでも、誰も盗みをしなくなった(魏志ワイ伝)――というほどワイ人は純朴・素直だったらしい。それに箕子もよい統治をしたのだろう。40数代続いたというからよほど君臣間に信頼感があったに違いない。

 このワイ人の純朴を、今、ポッコリおなかの王様(先代もポッコリしていた)がもてあそんでいる姿が「マスゲーム」にダブって見えてしょうがない。ワイ人の末裔が気の毒だ。ジョンイルもワイ人ではないのか、というとどうだろうか。金姓は南朝鮮の金海地方が本貫だというから、たぶん違うだろう。 

 ジョンイルに箕子のつめの垢でも煎じて飲ましてやりたいものだ。飲まないのならポックリいってほしいものだ。けっして北朝鮮にポッカリと穴が開きはしまい。ワイ人の末裔のために世界が喜ぶはずだ。

 問題は中国の対応だろう。ポッコリがポックリと倒れる(倒される)前に中国に亡命して助けを求めることはあり得る。その時、中国がどう出るかで、南朝鮮(韓国)とギクシャクするかもしれない。場合によってはアメリカの介入もあるだろう。

 それでも戦争になることはあるまい、多少の小競り合いはあっても。

 一日でも早い南朝鮮(韓国)主導の統一を願うばかりだ。その時、日朝間懸案の拉致問題も解決をみるはずだ。

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