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事代主神社打植祭(鹿屋市串良町)

2008217maturimeguri_001  鹿屋市串良町の岡崎に鎮座する事代主神社(祭神・コトシロヌシおよびシタテルヒメ)で、春の祭り「打植祭」があった。

 このお宮は県道・高山ー串良線に面する岡崎台地の中腹にあり、さらに上の台地に上がると、巨大な初期須恵器が発掘された「岡崎古墳群・15号墳」の前に出る。

 9時前に着いたが、もう神事は始まっており、用水路を渡った鳥居の奥の石段を棒2008217maturimeguri_005 踊りの何組かが降りてくるところだった。

 聞けば、二組の踊り連で、「岡崎上・棒踊り保存会」と「岡崎東・西連合の棒踊り保存会」だという。かっては岡崎東と西は独立していたが、踊り手の減少で合併したらしい。

2008217maturimeguri_010 踊り連は神社前の道路に出ると、気勢を上げながら歩き出し、そこここの家々の庭で簡単な棒踊りを披露して回っていた。

 何やら「お花」も出ているようだ。縁起がいいのだろう。2008217maturimeguri_007

 50段はあろうかという石段を上がってみると、神主が木製の古い牛の像に向かって祝詞を上げていた。

 神主の足元を見ると、すでに牛を曳いて「代かき」を済ませた後のようで、境内の砂地が円形に、ちょうど土俵のようにえぐれていた。

2008217maturimeguri_012 祝詞が終わると、氏子の役員らしき人たちが片付け始めた。

 長さ1メートル弱、高さ60センチくらいの、結構ボリュームのある木彫りの牛は重そうだ。

 神社の由来を聞くと、古いことは古いがはっきりしていないという。『串良郷土誌』によると、大隅国分立(和銅6=713年)よりも古い創建だという。

2008217maturimeguri_014 拝殿の壁板の朱塗りのあでやかなことは、他に比類がない。手前の数百年は経とうかというソテツと妙にマッチする。海洋民の尊崇しそうな雰囲気だ。

 私見ではコトシロヌシは大和葛城にある鴨都味波八重事代主神社が本宮で、祭られているのは「南九州鴨族の王者であるコトシロヌシ」であるから、航海王の一面があり、何となく納得できる造りではある。

 右手の丘の上は古墳地帯で、もしかしたら航海王が眠っているのかもしれない。

  マップ(赤い十字が事代主神社)

Kotosironusijinja

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