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新築なった中津神社(鹿屋市高隈町)

 大隅史談会会誌の寄稿者に高隈町の人がいて、出来立ての会誌51号を届ける。

 お宅を目指す道順に「中津神社」がある。去年の九月頃、高隈を流れる串良川の流域を訪ねて回った時に神社に立ち寄ったところ、ちょうど拝殿の改修中だったが、2月に行われる「カギ引き祭り」の前までには竣工すると聞いていた。

 ここのカギ引き祭りには来るつもりだったが、当日は志布志にも祭りがあってそっちの方に行っていた。で、今日初めて、竣工なったお宮を訪れたことになる。0412nakatujinja_001

 いぶし銀の粘土瓦に、白木も清々しい装いに改まっていた。

 改修奉賛の氏子総代は、同じ高隈町といっても、シラス台地の上で茶業を営むA氏で、氏は中津神社をはじめ町内各地に残されている石碑や古文書を収攬する本を上梓もしている篤志家だ。

 (「笠野原開発資料館」を建てて公開もしておられる。)

0412nakatujinja_002  向かって右にある手水舎や社務所まで立派になっていた。

 全体として高隈という山里の周辺にマッチしていて、落ち着きを得られる場所になったようだ。

 来年は是非またカギ引き祭りの時に来たいものだ。0412nakatujinja_006

 鳥居をくぐり、階段を上がり切ったところからは 高隈山系が望まれる。

 中津神社は祭神が「ナカツワタツミノ命」で、安曇族の奉祭する住吉三神の一柱だ(他はウワツワタツミ、ソコツワタツミ)。神社の由来は南北朝時代の正平年間(1346~1370)の肝付氏による創建まで遡れるというが、詳しいことは不明。

 江戸初期なら改築の棟札が残っているから、確実に言えるのは400年は鎮座しているだろうということらしい。カギ引き祭りも、そこまで遡れる可能性は高いともいう。

何にしても面白いのは、こんな山里に海神が祭られていることだ。いわゆる民俗学で言う「海人(あま)の陸(おか)上がり」だろうか。それならなぜそうなったのか、理由があるはずだ。おいおい調べることにしよう。

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