串良さくら温泉(鹿屋市串良町)
4月1日、鹿屋市串良町の下小原(しもこばる)地区に温泉センターがオープンした。肝属地区1市4町共同の清掃工場の稼動によって発生する焼却熱を再利用したもので、地下1000メートルほどからの湧泉を加熱して いるという。
鹿屋市新川町から、シラス台地の上を串良町下小原まで貫く「農免道路」があと2キロで串良川の平野部に降りようかという所、見渡す限りの牧草地帯のど真ん中にさくら温泉はある。
(写真の奥の白い煙突が清掃工場、手前の2棟が温泉施設)
広い駐車場にとんがり屋根が特徴の建物だ。金曜日も午後の早い時間帯とあって、まだ入浴客は多くない。
串良さくら温泉(串良温泉センター)
営業時間 午前7:00~午後10:00
利用料金 大人 300円 (小学生 140円 以下は無料)
泉質 ナトリウム(塩化物)炭酸水素塩温泉
入館すると右手はゆったりとした広いロビーで、その奥には畳敷きの休憩室がある。
券売機で券を買って支払い、中に向かうと鮮やかな暖簾が並んで掛かる。今日は右の棟が男湯で、和風の造りだそうだ。 そのほかの違いはサウナに「ミストサウナ」(水蒸気たっぷり)のあるなしだが、それは洋風の方にある。
窓際に広々と構える大浴槽の壁には、なるほど「さくら」の壁画が見えた。
もう少し奮発して、壁一面にドーンとあればいいのにと思ったが、予算が間に合わなかったのか、ちょっと残念。
それより、左のガラス越しに「肝付三山」が見えるのには感激した。 どんな大壁画も実物にはかなうまい。 (写真は外の露天風呂のイスの上に乗って撮った)
お湯はややぬるっとした感じで、確かに炭酸水素泉だろう。肌触りは至極良い。これから串良町に美人が増えていくかもしれない。
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