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午後の銭湯

 朝方までの雨が上がり、昼食後、一番で散髪に行き、その足で銭湯に入る。

 理髪店のあとは銭湯へ――というのが、ここ4、5年のパターンになった。

 理髪店は決まったところだが、そのあとの温泉は二ヶ所のうちのどちらかだ。このところ首や手にあせものようなかぶれが出ていて痒みがあるので、天然温泉のほうにした。

 ただ、天然温泉の方は隣町にあって、理髪店からだと5キロ。もう一箇所よりも3キロも遠い。だが、背に腹は替えられない。Sentou

 入湯税、消費税込みの300円也で券売機で券を買い、受付に置く。

 ここには貴重品入れの小型デジタルロッカーがあり、財布や車のキーなどを入れるようになっている。

 脱衣所は昔ながらの籐のかごだ。

 中に入ると、駐車場に停められた車の数の割には空いている。ガラガラと言ってもよい。

 日曜の午後、もう田植えもほとんど終わり、また、ハウス野菜のピーマン、イチゴなども農閑期に入っているはずなのに、こんなに空いていていいのかと思う。

 いつでも多く入っている老人は別として、この時間帯で目に付くのが家族連れだ。お父さんが子供をふたりつれて入ってくるというパターンが多い。

 男の子ふたりもあれば、男の子と女の子の兄妹、その逆の姉弟のふたりの場合と様々だ。見ているとお父さんはなかなか手際がよい。子供がキャッキャッ騒いでいても、ちょいと力づくでさっさと洗い、自分も素早く洗ってしまう。そして湯船へドボン。

 ははあ、これが父親流スキンシップの極意だな

 これが母親だとそうは行かない。何しろ口うるさい。おとなしくしなさい。ほら、人に迷惑でしょ――と、洗ってんだか、躾てんだかわけが分からない。どうせ裸なんだからお行儀もへったくれもないよな、と、子供は洗うのは早く済ませてあちこち行きたいのだ。

 その反対に、母親自身はせっかくの温泉なんだからゆっくり入りたいし、洗いたい。さらに知人でもそこに居ようものなら、例の何とか会議が始まること請け合い。子供のテンポに合わない事おびただしい。

 というわけで、お父さん頼みますよと子供を預けられ、子供もお父さんだといやな洗濯も素早く済ませてくれるので、せいせいのびのび出来てうれしい。

 スキンシップは午後の銭湯に限る――の一席、これにて。

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