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米とサツマイモ(鹿屋市池園地区・獅子目地区)

梅雨明け後は、期待に違わず夏日が続く。

例年、明けてから何度も梅雨空への揺り戻しがあるのに、こんなに晴天が連続するのは珍しい。

 さぞ田園は元気旺盛だろうと、近くを見て回った。すると3ヶ月前、サツマイモの植え付けをしていた畑はこんなだったのが0420karaimobatake_007

今では黒ビニールのマルチをした畝も、畝間もまったく見当が付かないほど、サツマイモのつるが畑の全面を覆い尽くしている。0715kometosatumaimo_001

 長いつるはもう優に1メートルは超えている。畝の中では、小芋がいくつも鈴なりに成っているだろう。

 あと一月後の旧盆の頃には、収穫できるかもしれない。

次に、台地から大姶良川沿いの獅子目の田んぼ地帯へ降りてみた。

 6月の13日に田植えをしたばかりの田んぼは、こうだった。Ashinominato_013_2

 泥田の中を老婦がか細い苗を補植していたが、今は見事に成長し、丈の高さは葉の先端までで約40センチくらいある。よく見ないと、畝間(苗と苗との間)が見えないほどだ。0715kometosatumaimo_002

 梅雨明け以来、2週間の晴天が味方したのだろう。

 この獅子目地区から、大姶良川に沿った下流を見に行くと、同じような普通作の青田の続く中に、何と黄金の穂の垂れた田があった。0715kometosatumaimo_008

 獅子目から2キロ足らずの池園地区の田んぼだ。一反(300坪=1000平方メートル)くらいの田が三枚。

 おそらくこれはコシヒカリの早期米だろう。コシヒカリは普通作のヒノヒカリより収量は落ちるが、早く収穫できる分だけ値がよく、重宝される。

 このところの日照で豊作は間違いないようだ。

 <向こう(東)に見える山は肝付三山(左端がホホデミの御陵だという国見岳。真ん中は黒尊岳。右端が最高峰の甫余志岳=968m)。>

 この田んぼの右手の道路沿いには、田の神がある。0715kometosatumaimo_004

 道路から田んぼに向かってちょっとした舞台のようにせりだした台地に、田の神、石神、水神祠と行儀よく並んでいる。

 真ん中の石神は自然石だが、首の取れた地蔵さんのような雰囲気がある。だが、由緒は分からない。

 それより、メシゲを持った女神のように見える田の神が愛らしい。背には「嘉永二年 奉寄進 八月吉日」との掘り込みがあり、約160年前の建立とわかる。

 もうひとつの水神の祠は明治43年9月の建立だ。

 おそらく真ん中の石神(イシガンサア)が最も古いと思われるが、少なくとも160年はこの大姶良川沿いの農業の変遷を見つめてきた田の神(タノカンサア)の目に、未来はどう映っているのだろうか――。

    マップ(鹿屋市池園町・獅子目町)

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