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麻生太郎総理誕生

 戦後の九州出身では3人目の内閣総理大臣が誕生した。吉田茂の孫・麻生財閥の御曹司、ご存知麻生太郎だ。

 毛並みの良さの割には「舌禍」が多く、自民党本流からは支持されにくかったタローが、去年の安部政権投げ出しと全くよく似た福田政権の退陣によって、ようやくお鉢が回ってきた。

 小泉・薩摩―安部・長州―福田・上州―麻生・?という流れだが、麻生氏は祖父・吉田茂から言えば土佐なのだが、気性的には玄界灘の荒波だろうから、やはり小倉藩、つまり筑前か。

 九州出身で先に総理になったのは本籍が熊本の細川護熙と大分の村山富市の二人だったが、どちらも本人のやる気よりも、わけの分からない危ういバランスの中で就任したので、ほとんど印象に残っていない。

 今度のタローは福田首相が投げ出したという僥倖で総理の座が転がり込んだと言うより、満を持して登場したという感が強い。本人の口から新閣僚を発表するという異例の意気込みで記者会見に臨んでいたが、大臣の紹介と総理としての期待感を述べる口ぶりは、立て板に水そのものだった。

 九州発初の「本格政権」に成るや否や、去就が問われよう。

 もっとも衆議院の解散総選挙がすぐそこに控えており、本格的なことをやる前にあの老練かつ粘り腰のイチローこと小沢一郎にしてやられるような気もして、短命で終わる可能性もある。

 イチローは東北は岩手の出身で、戦後の岩手出身の首相には鈴木善幸がいる。面白いことにこの鈴木の娘がタローの嫁だ。何とも妙なつながりがあったものである。今はこういう言葉は使わないが「閨閥」をフルに使えば、タローは岩手を味方に付けることができるかもしれない。

 アメリカの大統領選挙も混沌としている。あちらは民主党のオバマが勝てば、初の黒人系大統領、共和党のマケインが勝てば初の女性副大統領が誕生する。

 タローの言うように「日米同盟を強固にする」のであれば、共和党政権のほうがいいだろうが、予断は許さない。案外アメリカ国民は、野球でおなじみの「イチロー」のほうを喜ぶかもしれない。これも予断は許さない。

 

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