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八月踊り(肝属郡肝付町高山本町)

 去年の九月、あると思っていたら、「一年おきに開催されるので、今年は無い年だ」と知り、待つこと一年。ようやく高山町の八月踊りを見る機会が回ってきた。

 高山町の文化財審議委員のK氏に問い合わせたら、「八月踊りは確かに夜の7時半からだが、その前に水神様へ奉納の鉦踊りがあります」と言われ、予定より1時間早く家を出た。

 それが功を奏し、早目に着いてみると、ちょうど鉦踊りの一行が水神様の祀ってある祠に向かうところだった。0927kouyamahatigatuodori_001

 一行が街角にある水神祠に到着すると、水神の座元に当たる人が、一行にお神酒をふるまう。0927kouyamahatigatuodori_003

 

本町の八坂神社を皮切りに、いくつかの水神祠の前で鉦踊りを奉納してまわり、その際やはり酒をふるまうのだろう、顔を赤くしている踊り手が多い。0927kouyamahatigatuodori_004 

さあ、いよいよ鉦踊りが始まった。水神祠の前で丸く円陣を作り、太鼓と鉦の音にあわせた踊りが五分ほど舞われた。0927kouyamahatigatuodori_010

終わってから、八月踊りを見るのだが、時間が空いていたので、窪田税理事務所に立ち寄る。氏はまだ仕事中だったが、快く入れてくれた。四方山話をしているうちにもう7時半が近い。急いで本町通に向かう。

 本町通りは歩行者天国になっており、露天がいくつか出ている。子供たちの人気は風船釣りだ。

 ちょっとした広場の前に、太鼓・三味線・胡弓の楽士の乗る屋台が設えてあり、やがて胡弓の物悲しい音色と共に、踊りが始まる。0927kouyamahatigatuodori_013

出で立ちで独特なものは被り物だろう。

 菅笠だが、折を強くしてあるので顔の上半分は見えない。0927kouyamahatigatuodori_017

 八月踊りは水神様への祈りと感謝、つまり水害の無い安定した水の供給で米がよく稔るように、という五穀豊穣と平安への願いを込めた踊りである。

 肝属川流域では十五夜行事よりも盛んに行われていたが、戦後は衰退し、今でも昔ながらの番組が見られるのはここだけということで、昭和37年に県指定の無形民俗文化財に登録された。0927kouyamahatigatuodori_023

  屋台近くでは子供たちも参加して踊る。かっては青年団で溢れていたそうだが、今はこんな小さな子供までが踊って座を盛り上げている。0927kouyamahatigatuodori_033

中上がり(休憩)近くになって、昔の「お高祖頭巾」を被った女性が現れた。

 番組で言うと8番目「一つとの」(意味不明)だが、ここの踊りは総じて手を広げた際の、手首の返しに独特のメリハリがあると思った。

 休憩のあと、さらに7,8番あってお開きとなった。

 

 

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おおすみ祭礼と行事」カテゴリの記事

コメント

こんにちは

ようやく見ることができました。
このところ少々忙しくて。

今回は、写真が少なかったですね。
なかなか絵にならないということもあるかもしれませんが。

一般向けの踊りが終わったあと、メンバーだけの「無礼講」みたいなちょっとしたものがある。
と聞き及んでいますが、見ることができましたか?

そういえば遅くに雨が降り始めたんでしたっけ?

投稿: 税理士窪田 | 2008年10月 5日 (日) 16時35分

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