門松をつくる
門松のいわれはともかく、大隅地方では松に加えて梅と竹を添えて「松竹梅」というめでたい組み合わせの門松を作るのが一般的だ。
今年初めて、門松作りに挑戦してみた。たまたま出かけた国道沿いの道の駅で、きれいに切られた竹と、土台部分の割り竹のセットが売られていたのがきっかけになった(一対分で1000円也)。
土台の割り竹の中に詰める土は、ほとんどの門松では大隅地方特有のシラスを使っているが、本来は海の砂ではないかと思い、昨日の夕方、高須海岸へ清浄な砂を採りに行った。
折りしも、夕日が高須海水浴場の沖に浮かぶ、自称で「二見ヶ浦」の岩礁の間に落ちていくところだった。
門松一対分で、肥料袋一杯あれば十分だが、重くなるので二袋に分けて入れる。
そして今朝、朝一番で作り始めて1時間ほどで完成(向かって右)。
土台の割り竹には、具合良くすでに紐が編み掛けられていたので、砂を入れさえすれば適当に丸くなってくれた。こちらで竹一本一本に紐を掛けていったら、かなりの時間がかかったろう。
向かって左。
他所のを見ると、松竹梅のほかに南天、千両、万両などを加えていたり、根元に違う花を置いていたりするが、そうなるとこの直径30センチでは足らなくなる。
また、割り竹の代わりに藁縄で作った菰(こも)を巻くのが本格的らしいが、まあ、これくらいが我が家らしかろう。
殺風景な入り口がそれなりにちょっと改まったか・・・。
宅急便のドライバーに告ぐ――タイヤで踏み潰さないようにしてくれよ。
それでは、皆さん、佳い年をお迎えください。
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