エコ・ビル発見(鹿屋市本町)
鹿屋市の中心部を流れる肝属川が、昨日からの雨で水かさを増していた。水量の少ない時は川幅の半分くらいに水草が生えているのだが、今日はほとんどが水の下になっている。
真ん中上に見える3階建てのビルの右手にかっては大きな病院が建っていたのだが、最近取り壊されて隙間ができた。
そのためこれまで見えなかった密集地域の中身が垣間見えるようになった。
レンガ造り風の外壁と屋上の小部屋が、ツタに覆われている。
まるでツタのカーテンを垂らしたようだ。
いったい何年経っているのだろう?
肝属川沿いのこのあたりは水害の常襲地帯だった。特に昭和53には大水害があり、人や建物に大きな被害が出た。
おそらくそのころ被害に遭い、新築されたビルだろう。したがってツタは最大で30年生ということになる。
しかし驚くのはまだ早かった。向こうにも「エコ・ビル」が見える。
駐車場の向こうに、ここよりもっと大きなグリーンモンスターがあった。
大通りから少し入った所にあるスナック・居酒屋の入居したテナントビルであった。
壁一面に密生したツタは、飲み屋街で夜な夜な焼かれる串焼きや焼き魚の出す二酸化炭素を吸収してくれているはずだ。
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