菜園の異変
この間、銭湯に行き、いつものジェットバスで腰や背中をほぐしたあと、サウナルームに入っていて耳にした会話。
――どうもいつもと生育が違っているぞ(チゴチョッド)。
――何が?(ナイガヤ?)
――稲だが(イネジャガ)。
――どう違う?(イケンチゴチョッドヤ?)
――伸びが違う。去年と同じような水遣り、肥料。みな同じなんだが、どうも伸び切らないし、分ケツも悪い。(鹿児 島弁省略)
そう言えば、我が家の菜園でも異変が起きている。
夏野菜のうち、ニガウリ、ナス。ピーマンの成長が極端に悪い。とくにニガウリはひどく、種から播いて芽が出たのも遅かったが、本葉が2枚出てから植えつけてもう3週間になるというのに、それ以上まったく伸びだしてこない。
正確に言うと、今朝(6月9日)、ようやくツル(手)の一本が出てきた。これから伸びていく準備か。
例年なら植えつけて3週間も経てば本葉の5,6枚は出てネットに這っているところなのだが、この有様は今まで見たことがない。
別の苗は、まだ植えつけたときのまま、本葉2枚のまま成長していない。
植えつけてから、確かに朝は寒い日が多かったが、日中は気温は高めだったし(25度以上はあった)、日照時間も十分だった。
ニガウリより早く、本葉3枚くらいの苗を購入して植えたナスも、もう1ヵ月を過ぎたといいうのに、高さ30センチを少し越えたくらいで元気がない。
特に葉がかさかさしている感じだ。例年のようにビロード風の厚さがない。
ピーマンはなお生育が悪く、高さ15センチで止まっている。
花が咲いて実を付けたが直径3センチほどのミニピーマンだった。
夏野菜三羽ガラスのうち、順調なのはミニトマト。
2本のうち一本は1メートルをはるかに超えた。
さすが元南米の高原野菜だ。涼しさと乾燥にはめっぽう強い。
今年は太陽の黒点が観測されず放射エネルギーが弱まっているらしいので、「晴れてはいるが青天ではない」というすっきりしない空模様がずっと続いている。
今日か明日か、鹿児島は梅雨に入りそうだが、このうえ日照時間が少なくなったら「冷害」に近い状態になるだろう。
米・野菜(とくにニガウリなどの亜熱帯系の野菜)の不作が懸念される。
ただしトマト好きには堪えられない夏になりそうだ。
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