カライモの収穫(鹿屋市下堀町)
我が家の近くでもカライモ(サツマイモ)の収穫が始まった。
県道を隔てた道の向こうに機械の音が響く。イモを畝から堀り上げるトラクターの音だった。
トラクターの後に装着した掘り起こし機で、走った後にはイモがごろごろ浮かび上がる。
高齢者と言っても、身動きは素早い。生涯現役。
イモの蔓と根をちぎりながらイモだけを箕に盛り、奥の別のトラクターの前にぶら下げた大きな袋に入れて行く。
これは「マルチビニール巻き取り機」。イモの成長促進と雑草を抑えるために畝に張ったビニールを剥いでいく機械だ。
昔は人間が剥いで行ったものだが、この機械だと剥ぎながら巻き取っていくので後始末が非常に楽で、おまけにそのまま再生処理工場に持っていける。
しかし、何にしてもこの頃の農業は機械がフル稼働する。ここでもトラクターが2台とこの巻き取り機それにツル切り機と、機械のオンパレードだ。しかも高齢者が軽々と扱っている。
いま収穫しているのは「コガネセンガン」といって、澱粉用のイモだが、これは最低価格が保証されているので、こんな機械の数々を導入できるのだろう。
農業の楽しい時代になったものだ。
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