桜島の「屁」の臭い!
数日前のこと、朝、家内が庭へ野菜を採りに行って戻ってくるなり、
「お父さん、何か臭うのよね」
―何が臭う?
「硫黄みたいな臭いが・・・」
―う、・・・・・。(しまった!―しかし、何で?)
(まさか、そんなに鼻がいいとは思わなかったな・・・。)
いつものように朝の6時半頃から「バーベル負荷付きラジオ体操」をしている。第一、第二と約10分間を、この12月で1年経過したのであるが(すごい!けれども、肝心の五十肩は治っていない)、体操の途中でよくあることだが、例のガスを噴出したのであった。
ごく稀であるが、かなり臭いやつも出る。たいてい前の日に飲みすぎたり、ご馳走を食べ過ぎたりが原因だが、それでも、その朝は、放ってから5、6分は経っていたはずだ。
(それが、まだ、残っていたのかよ・・・)
と、その時、「このごろ、よく同じ臭いがするんだわ」と家内。
―よくって、昨日もか?
「うん}
―本当に?
「うん」
(それは、変だ。昨日は断じてしていない!・・・ああ、そうか!)
―分かった。桜島だ!昨日はずい分降って、道路にうっすら積もっていたよ。灰の臭いだな。
「なるほど、灰(へ)の臭いなんだ」
家内も納得したようであった。(やれやれ、嫌疑は晴れたぞ)
鹿児島弁では「灰(はい)」は「へ」と発音する。ちなみに「蠅(はえ)」も「へ」だ。
桜島は今日もまた「屁(へ)」をこき、北西の風で大隅半島に「へ(灰)」を送り届けている。
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