大晦日の銭湯は大賑わい(鹿屋市吾平町)
午前中に神棚の掃除をし、午後は少し小雨のぱらつく冷たい西風の中、門松を立てた。今年は松とユズリハだけのごくシンプルな門松だった。そのあと、玄関前の軒先に注連飾りを渡して、3時ごろには終了。
――やれやれ今年も何とか無事に終わったな。
というわけで、2009年最後の銭湯行きとなった。行き先は吾平町「湯遊ランド」。わが家から4キロばかり東に走る。
姶良川を渡ってすぐ右手にあるのだが、駐車場を見た途端、「お、けっこう込んでいる」と思った。いつもの休日の午後とは明らかに違う。
第一、県外ナンバーの車が多い。
神戸、大阪、福岡、佐世保などが目に付く。
玄関口にはなんと、年明けから13日まで休みなし、と張り紙がしてある。
2年前から鹿屋市の直営を離れ、指定管理者のJAが運営するようになって、営業時間が延び、休日も少なくなった。
利用者にはうれしいサービスだ。
だが、中に入って驚いた。下足箱がほぼ一杯なうえ、はみ出して土間にまでたくさん置いてあるではないか。
風呂も大混雑だろうと思ったが、案の定だった。
なにしろ、脱衣場のコインロッカーは完全に空きがなく、真ん中に置かれている2段の脱衣カゴの棚もぽつんぽつんとしか空いていない状態なのだ。この温泉で脱衣カゴを使うのは、これまで5、60回は来ているが、初めてのことだ。
湯屋の中も混雑は半端ではなかった。湯の蛇口のある洗い場は一杯で、何人かが空くのを待っている。仕方なく、掛け湯だけして、空いていた気泡風呂に飛び込んだ。10分入って見ていたが、洗い場の空く様子はないので、湯船近くに腰を下ろし、桶で湯船の湯を汲みながら体と頭を洗った。
そのあと、血圧が高いため最近はめったに入らないサウナを覗くと、2,3人は座れそうな空きがあったので、ガラス戸を開けて中に入った。長湯(長サウナ)は禁物と、汗がじわっとにじんだところで外に出た。
それから2,3分「薬湯」に漬かり、湯屋を後にしたが、こんなに「からすの行水」のような銭湯体験は初めてだった。
玄関ロビーの休憩所も満杯だ。
家族連れの子どもたちは決まって低学年以下の子たちで、冷たい物をおねだりしている。
そうだろう、高学年になったらもう「お父さんと一緒なんていや」とそっぽを向かれるのがおちだ。
だから、せいぜい今のうちに・・・。
皆さん、よいお年を!
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