降灰の朝
いつものように朝6時半にダンベル負荷付きラジオ体操。かなり冷え込んでいる。霜もきつい。だが、顔を向けている東の空は実によく澄み渡り、朝焼けの美しい空に肝属山地のシルエットが黒々と横たわっていた。
終わってから、老犬ビータローに餌をやり、南の空を見ると、上空は晴れているのだが、南に横たわる横尾岳連山が、薄汚れたように霞んでいる。
日の出が間近いので、手前のビニールハウスは光を受けてくっきりと見える。
だが、向こうの横尾岳連山は降灰の真っ只中だ。
ここからは西方にあるので、こんな晴天の日であれば、太陽光をまともに受けて写真写りは最高のはずなのにこの始末。
おそらく夜中の2時とか3時頃に噴き上げた灰が、北の風に乗り、南の連山をいま襲っているところなのだろう。くわばら、くわばら、最近は鹿屋の市内を走っている車が灰を巻き上げているのをよく目にするようになった。
くわばら、といえば、25日(月)の午後4時半過ぎの震度4の地震には驚いた。ちょうど市役所の6階にいたのだが、5,6秒の弱い揺れ(と言ってもすぐに地震が来たと分かったが)の後、いきなり大きな横揺れになった。やはり6階という高さのせいで大揺れだったに違いない。(いつでも机の下に潜れるようにしゃがみこんでいた自分にも驚いた・・・)
ニュースで、南大隅町の佐多へ向かう海岸道路(国道269号)が落石のため一時通行止めになったが、その後は交互通交になったと言っていたが、今度の地震による直接の被害はそれくらいで済んだようだ。深さが50キロと深い場所だったからだろう。
それにしても今度の地震、起きた場所が佐多岬の真東20キロくらいの所だったが、自分の記憶ではそんな場所で発生したことはなかった(と思う)。
桜島の活発化といい、今度の地震といい、何かが起きなければいいが、と心配する。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- オウム真理教教祖の死刑執行(2018.07.08)
- 15年を経た我が家(2018.04.26)
- 日米同盟リセットの勧め(2017.06.04)
- 鹿屋市への提言(2017.05.15)
- 森友学園問題(2017.03.24)
コメント