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オオジシンとダイシンサイ

中米のハイチでマグニチュード7.0のオオジシンが発生し、五日目の今日でも、どれほどの人が犠牲になったか分からないという。

 現地の当局者の説では5万人は下らないそうだから、ダイシンサイだ。マグニチュード7.0というのは地震頻発地域ではさほど大きなものではないのだが・・・。

 地震のほとんど起こっていない地域では、「備えあれば、憂いなし」というような格言が通用するはずはない。今度のハイチオオジシンがそれを如実に示した。

 これから確実に発生するであろう「東海・南海地震」に対して、他山の石ならぬ「他国のダイシンサイ」として教訓を与えてくれたと思われる。

 ところで、いま、大地震を「オオジシン」と書き、大震災を「ダイシンサイ」と書いたのには訳がある。

 NHKでも民放でも、地震については大きいものを「オオジシン」と言い、震災については大きいものを「ダイシンサイ」と言っている。地震も震災もどちらも「音(漢字音)読み」なのに、大きい物の表現では、前者は「オオ」と読み、後者は「ダイ」と読むが、その区別はいったい何なんだろう?

 前者の場合、訓で「大」を「おお」と読むのであればすべて訓で通して「おおつちなゐ」とすべきであろう。逆に、そのように訓で読まないのであれば、「大地震」はすべて音読みで「ダイジシン」と読むのが正しいのではないだろうか。

 もし大きい地震を通例のように「オオ・ジシン」と読むとき、では、中ぐらいの地震を「ナカ・ジシン」、小さい地震を「コ・ジシン」と読むだろうか? そうではあるまい。中くらいの地震は「チュウジシン」、小さい地震は「ショウジシン」と読むはずである。

 大中小の区別を加味するのなら、「大地震」は「ダイジシン」と読まなくては一貫性がないことになろう。関係当局の見解やいかん。

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