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宇宙飛行と新人類

宇宙飛行士・山崎直子さんが15日間の宇宙飛行を終えて無事に生還した。

 女だてらに、などとは言うまい―とは思っていたが、やはりつい思ってしまう。小学生頃から抱いていた夢であったそうだが、30年もの間思い続けてやっと2週間のフライトを得ただけである。一体何が彼女をそうさせたのか、オジサンには分からない。

 宇宙飛行をした女性は彼女が初めてではなく、向井千秋さんという女医さんが宇宙飛行士となって飛んでいる。アメリカ人ではもう二桁以上の女性飛行士が宇宙に行ったが、大変な訓練と歳月が必要な割には、無重力状態で何か人類に大きな福音をもたらすような発明なり、発見なりがあったのだろうか?

 もともとはアメリカとソ連(現ロシア)の宇宙開発競争と国威発揚に端を発した宇宙間遊泳であったのだが、今はもしかしたら地球が大天変地異を起こして人類が危うくなった時に逃げ延びるための技術を獲得するというようなミッションがあるのかもしれない。

 多くの新技術は一見ムダにみえることから発展して、ごく身近な役に立つ技術なり製品なりを生み、それが普及するに連れて価格も安くなり、誰もが利用できるところまで行くのだが、この宇宙関連技術がそのような経過をとって、身近な民生用の有用な技術に移転するとは到底思えない。

 いや、遠くない将来、必ず新しい技術へと発展するから長い眼で見てもらいたい――という声も聞こえないことはない。しかしオジサンには単なる国威発揚的パフォーマンスにしか見えない。以前、アメリカのレーガン大統領は「スペースウォー」を唱えたことがあった。宇宙開発で得た技術を軍事に転用しようというものであったが、幸いにも仇敵「ソ連」が崩壊したことで沙汰やみになっている。クワバラ、クワバラだ。

 話を元に戻す・・・。

 今回の山崎宇宙飛行士の父親は角野(すみの)氏で、鹿屋市は吾平町の出身らしい。また3代前(4人目)の日本人宇宙飛行士・若田光一氏は両親が曽於市大隅町の出身だそうだ。

 宇宙飛行を経験した日本人飛行士8人のうち2人が鹿児島と身近に縁のある人なのは面白い。大いに誇りとしてよいだろう(宇宙飛行に批判的なのはこの際棚上げ!)。

 やはり内之浦の東大(のち文部省)宇宙観測所や、種子島のロケット基地などがあり、日本の宇宙技術の先端を走っていたことが大きいのではないだろうか。ぜひこの壮大だがイマイチ実用性に疑問符の付く「新人類」的経験を生かして、地球の平和と正常な発展に寄与してもらいたいと思う。

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