一世紀ぶりの寒さだった!
4月15日は何とほぼ一世紀ぶりに、鹿児島で4月の最高気温が10℃を下回ったという。
4月15日は義父の葬儀の翌日で、まだ指宿にいたのだが確かに寒かった。正確には1912年(大正二年)以来だというから、98年ぶりに日中の気温が10℃に届かなかったことになる。指宿で最高気温が10℃にならないのは真冬以外にはない現象だ。
1912年と言えば、その翌年の1月12日に桜島が大爆発を起こし、溶岩流で桜島と大隅半島が陸続きになった年である。
今度の低温はその記憶を呼び覚ますに十分だろう。折りしも桜島の噴火活動は近年になく活発化している。昨日も夜来の強い西北風に乗って火山灰が鹿屋まで到達したが、これまでより粒が粗く、黒っぽくなっている。明らかに噴火ステージが違ってきていると思う。注意するに越したことはない。
それでも春は着実に野山を覆っている。四周の山々は分厚い緑のコートを纏い始めているし、街を走れば新緑がまばゆい。
今日は特に初夏に近い陽気となり街往く人々も軽装になっている。ただしちょっと西風は強い。そんな中で、串良町の平和公園では今あやめの群落が目を楽しませ、藤の花も盛りとなっている。
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