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揖宿(いぶすき)神社の大楠

義父の二七日は近頃まれな好天に恵まれた。4月に入って晴天だったのは、確か小中学生の入学式の日(6日)以来だ。

 近くの揖宿神社のクスの若葉が陽光の中、あまりにも美しい。「殿様の湯」に行きがてら境内に入ってみた。22425ibusukijinjanokusu_010  鳥居をくぐり、さらに中門を入ったところから振り返る。神社東北角の大楠。22425ibusukijinjanokusu_009  東の大楠群。22425ibusukijinjanokusu_005  反対側の西の大楠と小楠。

 神社入口に立てられた説明板によると、大楠とよべる物は全部で8本あり、樹齢はどれも800年くらいだそうだ。

 ところが「神社明細帳」によると、もっと古い可能性がある。

 揖宿神社がまだ「葛城宮」と呼ばれていた貞観16(874)年、開聞岳の大噴火があり、その時に壊滅的打撃を受けた「開聞神社」がここへ一時的に避難して来たのだが、その際に開聞岳のクスを3本移植した、というのである。

 8本のうちとりわけ大きい3本がそれだとすると、樹齢は1130年を超えることになる。

 県内一のクスの巨木は「蒲生八幡神社」の大楠で、樹齢は1500年ほど。二番目は志布志市安楽の「山宮神社」の大楠で1300年くらい。その次が肝付町の塚崎にある塚崎1号墳(円墳)を覆うように立つ塚崎の大楠で、これも相当古く、蒲生のと同じく1500年は数えるだろう。

 それに比べると揖宿神社のは若いが、8本のどれもが高さ25メートルはあり、社域全体に満遍なく林立している様は見るものを圧倒する。22425ibusukijinjanokusu_012  揖宿神社の南側、義父宅の屋上から眺める大楠の社叢林。

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