モモとチャボ
21日の5時過ぎ、家に帰ってからモモとひとしきり遊んだあと餌をやったら、眠くなったのかパソコンデスクの上に乗り、パソコンを抱きかかえるように横になった。 鼻の先端だけ、墨を塗ったように黒いので、オスだったら「デンスケ」と名付けたいが、どうやらメスのようなので改名はしないことにする。
5月24日の月曜日の雨交じりの夕方、拾ってから、はや2ヶ月。身長は30センチほどになった。よく走り回る元気ものだ。 疲れたんだろ。
モモが眠りに落ちた頃、居間のガラス戸越しに見える畑に何か動くものが・・・。
庭に来る鳥にしてはでかい、と思ったら何とチャボではないか。 合歓の木の下の草むらを盛んにあさっている。
隣家の飼い鳥だ。我が家の庭でも、隣家にごく近い所にはたまに入り込むことがあるが、こんな中央の菜園にまでやってきたのは初めてだ。 行きつ戻りつ餌をあさるチャボ。
おかしい、どうも様子がおかしい。・・・というのは、オスがこうして餌をあさっていれば、メスや子が付いて回って相伴するのが普通なのだ。一向にメスも子も現れない。 そのうちに菜園から離れて、玄関口に近い所までやってきた。カーテン越しにそっと覗くと、ポーチの階段まで上がってしばらくじっとしていた。家に入れてくれとばかりに見えたが、玄関のドアを開けたら驚いて逃げてしまうに決まっている。
薄暗くなってきたので、おっつけ隣家に帰るだろうと思い、晩酌をしつつ見ていると、案の定、奴さん、隣に向かって羽ばたいた。
・・・が、力及ばず、我が家と隣家の間に生えている椿の途中に引っ掛かっり、そのままうずくまってしまった。そこが今夜の寝床らしい。
――翌朝、6時過ぎに庭に出てみると、あのチャボはいなかった。ダンベル体操のあと、老犬ビータローの餌を遣りに行くと、隣家の主人が、「どうも、一羽のオスのチャボが小屋に入ろうとしないんですよ。オスが2羽いるので、ボス争いに負けたんだと思います・・・」。
やっぱりそうか。負けちゃったのかい。しかたねーな、また、庭に遊びに来いよ。
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