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還暦記念・富士登山②

 7月28日夜は横浜のテッチャン家に投宿。

 29日は明けやらぬうちに起き出して、5時半に出発。あいにく小雨が降ってきた。相鉄の星川駅から横浜西口へ。

 横浜からのツアー客を乗せたバスはやや定刻を遅れ、新宿西口に着き、いよいよ富士スバルライン新5合目行きバスに乗り込む。

 中央高速道から河口湖を過ぎたあたりから、雨は本降りとなる。新5合目に到着したが、雨足は一向に衰えないまま。

 ここで前夜、相鉄ジョイナスで飲んだS君から連絡が入る。「近くまで来たが登るのは無理だろうから、止めておく」とのこと。S君はツアーではなく、個人で合流することになっていた。

・・・ガイドから中止するとは聞いておらず、7合目の山小屋くらいまでは登り、その後天候を見て8合目まで行くか、7合目で宿泊するか判断すると思うので、とにかく登ってみる―――。

 と、返答。(S君はその後、わざわざ新5合目までやって来て見送ってくれた。感謝!)

 ともかくツアーは開始された。22729fujitozan_009  登山開始直前の新5合目の様子。11時ころ。右手に見える団体はわれわれの前に出発した集団。この集団は結局、8合目には行かず、7合目で宿泊することになった。ただし、そのうちの5人がわれわれの集団に加わり8合目まで行っている。22729fujitozan_010  小1時間で6合目に到着。降りしきる雨の中、ポンチョをかぶったテッチャンはまるで「遮光器土偶」のごとし。22729fujitozan_015  雨はいよいよ強くなり、風も出て来る中、2時間半ほどで7合目の山小屋「トモエ館」に着いた。ここでわれわれの25人集団から5人ばかりがリタイア。22729fujitozan_016  7合目からは風雨の中、ひたすら足元を見つめてのジグザグ登山。8合目が近くなると岩場が増えてくる。22729fujitozan_018  8合目の「白雲荘」前にて休憩。時刻は午後4時30分ころ。向かって右からの横殴りの雨が写っている。皆、顔に当たる雨と疲労でうつむいたままだ。

 この山小屋で標高は3200mくらい。空気も薄くなっている。歩くと自然と呼吸が早く、心臓もバクバクいって来た。

 宿泊地の本8合目にある「トモエ館本館」まで、まだ標高差は200mある。22729fujitozan_021  ほとんど岩場だけの急な登山道をひたすら歩く。5時20分、出発してからほぼ6時間。ようやく今日の目的地「本8合目」に到着。ここは標高3400m。頂上まであと350㍍ほどの地点だ。

 雨のため、身体もザックもずぶ濡れ状態。ようやくザックから解放されてホッとしていると、寒さが襲ってきた。気温は12,3度。

 小屋に入り、濡れていない衣類を引っ張り出して着込むが、それでも寒く、指定された寝袋にもぐりこみ、夕食時間まで身体を温める。頭が重い。高山病かと気をもむ。それでも吐き気はないし、むかつきも無い。

 夕食はカレーライスと一杯の茶のみ。もう少し飲みたかったが、山小屋は慢性的に水不足とかで、お替りはしなかった。22729fujitozan_019  トモエ館内に祀られている「銅佛釈迦如来像」。右の奉納額に「寛政六年」とある。西暦でいえば1794年だから200年以上前のことだ。背負って登ったに違いないから大変だったろう。信仰登山の全盛期だったかもしれない。

 登りながら「八大竜王、雨やめたまえ」とぶつぶつつぶやいていたが、「釈迦如来、雨晴らしたまえ」のほうがよかったか・・・。

 とにもかくにも明日未明の天気次第で、登頂か断念かが決まるのだ・・・・・・・。

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