曼珠沙華(まんじゅしゃげ=彼岸花/吾平町)
今日、とある山里を走っていると、おう、彼岸花が咲いている―と車を停めてしばらく見入っていた。
何と海紅豆(カイコウズ)の木の下に、わんさか生えていた。 民家の中ではなく、塀際の一本だけ生えているカイコウズの下に、まるで寄り添うように色とりどりの彼岸花が咲き始めている。
赤、クリーム、黄色の三色が陽だまりの中、我が世の春を謳歌するようにそれぞれの群落を作っている。
ヒガンバナ(曼珠沙華)は律儀な花である。毎年決まってあと10日くらいで秋の彼岸の入りだ、という頃に茎を伸ばし、いっせいに咲き始める。
昔はヒガンバナと言えば赤(紅)と決まっていたものだが、最近は改良されて白、クリーム、黄色などの色違いが作られている。
ご先祖様は眼を白黒、だが、喜んでいよう。
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