テッポウユリの狂い咲き
今、まさにコスモスが見頃である。
我が家の庭でも、赤やピンクのコスモスが、ほどよい秋の風に揺れている。
今年のコスモスは去年のこぼれダネのコスモスで、春の終わりに苗となり、梅雨明けごろに小さいながらも一度咲いている。
その後、夏にかけてぐんぐん大きくなり、丈がやたらに高い。2メートル近くある。後ろに見えるキバナコスモスも、丈高い一群が一足はやく咲き誇っていたが、やはり、ご本尊の気品にはかなわない。
気品――と言えばユリだが、庭の東側の置き石の手前に、一週間くらい前から伸び出し、今3~40センチまで成長したテッポウユリが花を咲かせた。 テッポウユリの花期は6月頃の初夏だが、今の時期に咲いたのは、我が家の庭では初めてだ。
初夏に咲いた何本かあるテッポウユリの種が落ちて、若干日蔭の多いこの場所に、夏の猛暑にめげず芽を出し成苗となったのだろう。そして、ちょうど初夏くらいの最低・最高気温が続いたために、花開いたに違いない。
上のコスモスとは、まさに好一対の正反対の現象である。
異常気象というのではなく、たまたま、このユリの出芽と幼苗の生育に適した環境が与えられたからだろう。
異常気象というならば、むしろ、ここ三年、南九州に台風の直撃の無いことのほうが異常かもしれない。来てもらいたくはないけれども・・・。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- オウム真理教教祖の死刑執行(2018.07.08)
- 15年を経た我が家(2018.04.26)
- 日米同盟リセットの勧め(2017.06.04)
- 鹿屋市への提言(2017.05.15)
- 森友学園問題(2017.03.24)
コメント