清流(鹿屋市吾平町神野)
朝から強い日差しが照りつける。
こんな日は清流の畔に行くに限る。 鹿屋市の吾平町は吾平山上陵があることで有名だが、そこをさらに遡った山中の神野地区は清流で有名である。
吾平富士と呼ばれる中岳(677m)は川沿いから望むとピラミダルな山容が美しいが、その山肌から流れてくる川の水は澄み切っている。 思わずがぶ飲みしてしまいたくなるような澄んだ流れ。
川の中の平らな島は、鹿児島のど真ん中を南北に展開する錦江湾の成因となったカルデラ火山の噴出物「溶結凝灰岩」が川の流れによって削り残された物。
大隅半島の渓谷・渓流は100万年も前という火山噴出物が土中深くで冷え固まった「花崗岩」の露頭がきわめて多い。このあたりも白っぽい花崗岩の大小がゴロゴロしている。
※(追記) 今日の午前中の11時ころ、雲の切れた合間に「彩雲」を見ることができた。(残念ながら携帯で撮影したものなので、写り的にはあまり良くないが、真ん中の雲の切れ間にピンク色とその左手に淡いブルーが現れている。)
彩雲は虹と同じく太陽光が水蒸気を通過して起こるプリズム現象だが、違うのは浮かんでいる雲だけに七色が映し出される珍しい現象で、古来「瑞雲」とされてきた。何か良いことが起こらないものか。
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