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南隅路を行く(根占ネッピー館)

 「南隅」とは大隅半島南部の南大隅地区のことで、合併前は大根占町・田代町・根占町・佐多町の4ヶ町をそう呼んでいたのだが、合併後は大根占と田代が「錦江町」に、根占と佐多が「南大隅町」となった。

 南大隅町はまさしく以前からの「南隅」を代表するようなネーミングだが、錦江町については大根占と田代にそのような字名があったわけではなく、そうでなければやはり鹿児島湾を「錦江湾」と呼ぶことから名付けられた町名だろう。

 錦江と言えば、古代百済の滅亡直前の王都・扶余の城下を流れる錦江(河口近くでは白村江)を想起するが、これとの関係は後日の宿題にすることにして、さて今日は根占のネッピー温泉に入りに出かけた。

 このごろ夏の疲れか、足に汗疹状の物ができて痒いので、塩湯であるネッピー温泉に浸かりに行ったのである。塩湯は汗疹にはよく効いてくれる有り難い湯である。よく晴れているのデジカメを持って行くことにした。

 案の定、海の眺めは最高だ。鹿屋市の浜田交差点から269号線を南下して根占までの15,6キロを、自分としては「北・南隅路」と名付けたいのだが、交差点から5キロほど行った永目地区を通り過ぎると長い上りがある。

 その峠の頂上にはちょっとした展望所がある。025  ここからは開聞岳fがよく見える。024  しかし峠を越えたところの、トイレ付の展望台はさらに良い眺めが待っていた。023  これから向かう根占への海岸線沿いの「南隅路」が一目瞭然に眺められる。

 左手の高い山々は肝属山地の南部に属する「辻岳」「野首岳」で、700mから850m位の稜線をなしている。根占はその手前の麓で、目的のネッピー温泉は右下の黒々とした半島状の台地の下にある。020  大根占漁港の手前には「城ケ崎展望所」があるが、駐車場が狭く、おまけに草ぼうぼうだった。東屋の向うにうっすらと桜島が見えた。018  根占に着いてから、根占大橋の手前で車を停め、雄川河口を眺める。引き潮らしく川の真ん中に砂州が出来ていた。

 向こう岸が根占フェリー発着所、河口近くの小山には「戸柱神社」があって出船入船の安全を見守っている。アップすると019  間には開聞岳が顔をのぞかせている。001  ネッピー館はすぐそこだ。

 ネッピー館は根占第1号の温泉施設である。源泉は相当深いらしく、海のそばのため塩分の濃い「塩化物泉」(39、4℃)で、源泉は鉄分交じりで赤いのが特徴。体を温める湯なので冬にはもってこいだ。

 ただし、一般の湯船は塩分や鉄分などは濾過してあるので、源泉は浴場の外の湯船でしか味わえないので注意。

 温泉を出てから、新しく運航開始したという「根占なんきゅうフェリー」の新造船を見て帰ろうと、フロントで時間を確かめ、漁協の裏手005 に行ってしばらく待っていると、戸柱神社の脇から大きな船体がぬっと現れた。007  129トンと聞いていたので大したことはないだろうと思っていたが、結構な巨船であった。010  いったん漁港の側に船首を向け、バックして船尾からフェリー桟橋に横付けしたが、以前の1000トンはあったフェリーに比べると、旋回にさほどの時間はかからなかった。大型バス・トラックも2台は載せられるそうで、乗客に至っては60人とか聞いている。

 錦江湾の入り口で大隅半島と薩摩半島を結ぶ定期航路として定着するのかどうか、期待がかかる。

  リンク:鴨着く島おおすみ

 

 

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