ヒメ・ヒコ公演(鹿屋市大手町リナシティかのや)
鹿屋高校出身で沖縄に長いこと過ごし、5年前に帰ってきた松永太郎氏演出の「ヒメとヒコーある王の物語」の5回目の公演があり、観に行ってきた。
場所はリナシティかのやの大ホール。450席ほどあるホールだがほぼ満席だった。昨日の土曜日には昼と夜の2回の公演があったそうだが、同じように活況だったようである。
今回は鹿屋市吾平町の中尾遺跡(地下式横穴古墳群)で発見された「象嵌装太刀」をミュージカルの中に取り入れていたが、タイムリーな演出であったと思う。
( 象嵌装太刀の発見に触れたブログはすでにアップしてあるのでこちらを参照して下さい。)
今回はおととしに観て以来2度目だが、演じる高校生の演技力・歌唱力どれをとっても数段の上達ぶりで、たっぷり堪能できたと思う。
毎年演出が微妙に変化していくのも新鮮だ。出演の高校生(鹿屋女子高・鹿屋中央高・鹿屋高・鹿屋農業高・鹿屋工業高・国分中央高)も毎年メンバーの出入りがあるので、当然と言えば当然だろう。
フィナーレは純な高校生に戻り、舞台の完結を歌って終わった。
奄美のヒメと大隅のヒコが結ばれるというのが主題の演劇だが、大隅の高校生たちに、彼らの協同で成し遂げた思い出としてかなり大きなインパクトを与え続ける行事である。これからの継続と発展を願う。
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