ミツバツツジ、白モクレン(鹿屋市北田町、田崎町)
梅が終わり、並行して咲いていた椿も落花したが、この頃になってミツバツツジ・白モクレン・菜の花が盛りを迎えている。
こちらで咲くミツバツツジは正確には「ハヤトミツバツツジ」と言うようであるが、樹木の態様に大きな違いがあるわけではない。葉に先立って見事な蓮華色の花をびっしりと咲かせる。 鹿屋市中央公民館前のちょっとした庭園にかなり大きなミツバツツジがある。ここのは日当たりが良いせいか丸く枝を伸ばして上へはあまり伸びていない。それでも先端まで3㍍近い。
光線を透かして見た花弁の色は、何とも言いようのない気品がある。
何かを記念して造成した庭園は「友愛の苑」と名付けられている。
碑文を揮毫したのは15年ほど前まで市長だった蒲牟田喜之助という人物で、この人は元県庁職員。鹿屋の「高隈ダム(大隅湖)」の建設に奔走したあと、助役に採用され、のちに市長に担ぎ出された。鹿屋出身以外で市長になったのは多分この人だけだろう。それほど高隈ダムの造成は鹿屋(笠野原大地)の役に立った。
ちなみに今の嶋田市長は鹿屋市出身だが、公務員を経験していない純民間出身者としてはおそらく初めての人だろう。その手腕が見どころである。
さて帰り際に立ち寄った田崎親水公園。ここの駐車場には大きな白モクレンの木があり、ちょうど満開を迎えていた。 高さは15メートルほど。一本だけだが、根元近くから枝分かれしていて大きく広がっている。
下から天辺まで同じような花着きなので、木全体がイルミネーションのようだ。
気品という点ではミツバツツジに負けていない。すがすがしい。
それにしても先昨日(3月6日)のスギ花粉は猛烈だった。朝7時半頃、いつものように天気予報の中の「花粉情報」を見ていたら、何と、「極端に多い」という。
花粉の飛散状態を表す言葉としては「少ない」から始まり、「やや多い」「多い」「非常に多い」「猛烈に多い」となり、最高は「猛烈に多い」かと思っていたのだが、「極端に多い」というレベルは初めてだった。
別の言葉で言えば「メチャクチャに多い」ということだろうか。くわばら、くわばら。
勤めを休み、一日引きこもったこと、言うまでもない。おかげで、くしゃみの連発や鼻水の噴水、さらには夜中の鼻づまりもほとんど無かった。レーザー治療の効果も大いにあるのだろう。アリガタや、アリガタや。
「花」を語って、「鼻」で終わり。おそまつ!
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