紫陽花二題(鹿屋市高隅町と天神町)
一昨日「梅雨に入ったかも宣言」が出された南九州。
しかし、どういうわけか、宣言の出た翌日か翌々日は上天気のことが多い。今年も例外ではなかった。
仕事で高隈周辺から百引の平南辺りを巡回したが、高隈ダムが堰き止めた大隅湖では湖畔に植えられたアジサイが満開だった。 大隅湖の最上流部近くにある「貸しボートの収納施設」近辺はまさに見頃であった。
梅雨入りして間もないので湖の水面は低い。砂州の上に上半身裸の青年が二人、釣り竿を持って今まさに針を投げ入れようとしている。この辺りはブラックバスがよく釣れると聞く。
釣果を祈る。
午後からは鹿屋市西部の海岸・天神地区を見回り、その帰り道に「アジサイ園」の側を通ったので休憩がてら見物をした。 このアジサイ園は川村石材店が開いたもので、4年ほど前から道路ばたの斜面を切り崩し、赤い荒平石(阿多凝灰岩)をレンガ状にしたものをせっせと積み上げ、比高10㍍はある法面全体にアジサイを植えている。
誰でも入っていいよ、お金要らないよ―と太っ腹な園主だ。「万が一怪我しても責任は負いません」は当然だろう。有り難く見学させてもらう。
「桃源郷」という言葉があるが、ここは「紫陽花郷」だ。色とりどり、様々な種類のアジサイが所狭しと咲き誇っている。
立体的ではあるが、さして広い空間ではない。それでも500坪は下らないか・・・、世塵を忘れさせてくれる庭園には違いない。
本業の石材店は紫陽花園のやや下に忘れられたように(!?)、まさに世塵を離れてひっそりと静まり返っていた。
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