二番霜(鹿屋市池園町)
けさ6時過ぎ、ウメを散歩に連れて行こうと玄関を出るとかなりの冷え込みであった。寒暖計を見ると5℃を指している。この寒暖計は3℃ほど引いて見ないといけないので、正しくは2℃だ。
全くの無風状態である。畑地帯に来ると、先日芋掘りをし終えた畑が再び白くなっている。 今月一日にあった一番霜より霜の降り方が強い。あの時は最低気温2.9℃だったから、今朝の方が0.9℃低い。
畦に残されたイモづるの上にも霜が降りていた。
畑の向こうに見えるのは高隅山系で、中央の右手のピークは御岳(1182m)。左へ妻岳、双子岳、平岳、横岳(どれも1000㍍を超える)と続き、垂水方面へ稜線が下がって行く。
連山の上に横たわる真っ黒な雲は実は桜島の噴煙で、風がほとんど無いので高隅連山の真上で棚引いているところである。今までは西風が強かったが、これから本格的な木枯らしが吹き出すと風向きは北西に変わり、鹿屋方面まで降灰に見舞われることになる。
報道では、今年これまでの桜島の爆発・噴火回数は800回ほどで、去年を下回ってはいるが、依然として多いとのことである。(・・・爆発と噴火の違いは、火口から溶岩がこぼれないか、こぼれるかの差らしい。) 6時半。雲に朝日が差し始めた。
霜の日に限って、日中は結構温かく感じられる。快晴で無風のことが多いからだろう。 午後のイモ畑では、あちこちで収穫作業が行われていた。
耕運機に「ツルきり装置」を装着してイモの畝の中を歩かせ、自分は足元の切り残しを確認しながら、手にした鎌でさっさっと刈って行く女性。巧みなものである。このあと黒マルチビニールをはがして、掘り取り機の出番となる。
別の畑では、掘り取りと一個一個のイモを切り分けて袋に詰める作業を同時にこなすキャタピラー車が、ゆっくりとイモの畝の上を歩いて行く。4人が乗って行われる作業だが、キャタピラーの威力はすごい。
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