寒い冬に寒い話題
今年の寒さは以前から指摘しているところだが、クリスマス寒波が律儀にやって来たことで、12月27日までで都合13回の降霜。
11月に異例の4回の降霜、さらにその勢いは止まらず、12月に入ってからも霜がひきを切らずに降り、27日までで9回を数えることになった。つまり12月に入ってからは3日に一回ということになる。
10数年以前に住んでいたことのある肝属郡田代町は高原地帯にあるため寒さでは有名な所だったが、ちゃんとした記録は取っていないものの、おそらくこの初冬は、当時の田代以上の霜降りではないだろうか。
おととしの今頃は急に寒さがやって来て、大晦日から2011年の元旦の朝まで雪が降り続き、5センチ位の積雪となったが、その年の3月11日にあの東日本大震災が起きている。
来年明けてからの気象状況にもよるが、今のところ、この異常な寒さは何か大変な震災か火山噴火の予兆のようにも思えてくる。杞憂であればそれに越したことはないが、念のため用心していて欲しいと思う。
さて、寒い話題をもう一つ。
12月18日に「政権交代(2012衆院選挙)」というブログを書いたが、最後のほうで「小沢ドロ船に乗せられた日本未来の党の嘉田代表こそ哀れである」とコメントし、小沢一郎の率いる「生活が第一党」の「日本未来の党」への急な合流が選挙目当てではないか、というようなことを述べた。
その挙句にたった9票という目も当てられぬ惨敗を喫したのだが、今日のニュースによると、惨敗の結果、再び両者は離反し、小沢は今度は新党「生活党」を立ち上げ、生活が第一党から移行した15人の議員(ほとんどが参議院議員)を擁しているということで、政党助成金8億円余りが懐に入るそうである。
何ともすさまじい亡者である。ほとほと恐れ入る仕業だ。
「策士、策に溺れる」ということわざは今回の小沢のドロ船作戦のことだったわけだが、「溺れる者は藁をも掴む」も、小沢にかかっては「溺れる策士は政党助成金を掴む」となってしまった。いやはや、寒いことである。
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