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鼻のレーザー治療

 昨日のブログ「高天原を訪ねて」にも書いたが、同じ日に末吉町の耳鼻咽喉科でレーザー治療を受けたのであった。

 花粉症を発症してからもう23,4年になるか、もともと子供の時から「洟垂れ小僧」で、やがて慢性の蓄膿症になり、高校2年の夏休みに手術を受けている。

 その後2,3年は濃い膿汁は出なくはなったものの、鼻詰まりのような症状は残り、本当に解放されたと感じたのは25,6歳の頃ではなかったかと思う。

 その後約15年は、鼻の健常者程度の状況は確保して過ごしてきたが、40歳頃の冬に、酷い風邪にかかってから花粉症が始まった。たぶん花粉の大量飛散時と重なったのが直接の原因だったろう。

 その後、43歳から大隅半島の南部にある田代町に「入植」したが、そこは名にし負う森林地帯で、杉の植林地も多く、これにより以前よりも花粉症はひどくなり、病院通いは毎年2月から4月上旬まで続くことになった。

 それから根占町、鹿屋市と移転したが、引き続き約20年もの間、治療薬を飲んで凌ぐことになった。

 60歳を迎えたころには、加えて高血圧の薬も飲むようになり、薬に頼らない方法として考えたのが「鼻のアレルギー症状を外科的に除去するレーザー治療」を受けることだった。これはアレルギーを起こす粘膜そのものを焼いてしまえば、アレルギーは起こらない―という直接的な対症療法である。

 一度焼いた粘膜も基本的には3ヶ月くらいでもとに回復して、再びアレルギー反応に晒されるのだが、スギ花粉が大量に飛ぶ2月から4月初旬の3か月弱の間、「粘膜が回復してくれないでいたらスギ花粉によるアレルギー反応を免れることができる」のである。

 そういうコンセプトのもと、昨日、2011年12月の手術に引き続き2回目の手術を受けることにしたのであった。

 「今年もお願いします」と治療椅子に座ったところ、先生が「晩酌をしますよね、やめた方がいいんですよ」と開口一番おっしゃる。

 「ええ?」と怪訝な顔で先生を見たところ、「怖い顔をしないでください」と。

 何で、晩酌が悪いのか、自分にとってはクスリなのに・・・。

 そんな表情を悟ったのか、手術中は何にも言われなかったが・・・。

 まあ、先生の言うことも一理あり(自分もその経験者だから十分わかっているが)、花粉症シーズン中に酒を飲むと極端に鼻水が出て止まらなくなり、床に就いて眠ると今度は極端な鼻詰まりになってしまうのである。

 床に就いたあとは池の鯉よろしく口パクで息をせざるを得なくなり、安眠を妨げることおびただしいのだ。呼吸困難でもうだめかと思える酷い時もあった。

 ところが、2011年12月に初めてレーザー治療を受けたあとのこの1年間は、花粉飛散シーズンにはクスリを飲まずに二重マスクだけ、その他の期間は、鼻がムズムズするなと思ったらすぐにマスクをする―という習慣をつけたところ、風邪を引けば誰でもくしゃみをするが、その位な程度に収まったのである。

 しかも一年を通じて晩酌をしながら、「鼻詰まりで寝苦しい日」というのがほとんど無く過ごせた。これも大きな収穫であった。実に実に有難いことである、<晩酌はクスリ族>にとっては。(感謝状を贈呈したいくらいだ!)

 で、今度も曽於市の末吉町まで手術を受けに行ったのであった。

 手術は部分麻酔で行われる。麻酔薬を浸したガーゼを両方の鼻の孔の奥に詰め込み、約20分経って麻酔が効いてから行う。

 レーザー治療機は歯科医で使う歯を削るドリル(?)に似ており、先端はやや長く出ていてそこからレーザー光線が出るようだ。片方の孔に2分くらいずつ、合計で5分もあれば終わる。歯の治療でも瞬間的にチクリという痛みは感じるが、せいぜいその程度の痛みしかない。

 あっけなく思うほどである。少しの間(2,3時間)は鼻をかむと赤い血が混じるが、要するに切り傷程度のものでしかないので、手術としては超楽な手術である。多くの鼻アレルギー患者に受けてもらいたい治療法である。

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