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アカホヤ火山灰?(鹿屋市池園町)

 我が家では生ごみを庭の土に埋めるのだが、穴を掘って行くと赤味がかった白っぽい地層に行き会うことがある。今回もそうだった。Cimg4925 ちょうど履いているスリッパの長さ(25、6センチ)くらい掘ったところで、赤味がかった層が見えて来た。上部の土は普通どこにでもありそうな土層だが、これは明らかに違う。Cimg4924 掘り出してみると、かなり赤味が強い。

 鹿児島で俗に言う「アカホヤ」だろうか。やや粘土質で放り投げて地面に落ちても粉々にはならない。

 よく切通しの崖の断面に見るオレンジ色のきれいなアカホヤとは違いが大きすぎる。しかもアカホヤ層(約7500年前の喜界カルデラ噴出物)ならもっと深いはずである。

 アカホヤより新しい火山性の堆積物だと思うが、それがいつのものなのかは分からない。

 アカホヤの噴出堆積年代を約7500年前としたが、この年代観は新しいもので、昔は6500年位前というのが定説であり、どの本にもそう書いてあった。

 しかし最近の精度の高い学説では1000年ほど上限が繰り上がり、7500年前ということになった。

 そうなると縄文早期の時期はさほど変わらないものの、アカホヤ層より上に眠っていた縄文前期とされる土器やその他の遺物の年代も同じように1000年繰り上がる、つまりこれまでの年代比定より1000年古くなるということである。

 鹿児島では喜界カルデラの大噴火によって噴出されたアカホヤ火砕流が、縄文早期の文明を壊滅させたのだが、いったいどのような経緯で世界でも最初期の文明を生んだのか、興味津々である。


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