アカハラタカ(?)の水浴び(鹿屋市池園町)
今朝の8時過ぎ、急に降り出したかなり強い雨と雷が気になり、居間の窓から庭の方を眺めていると、どこからか一羽のやや大きめの鳥が飛んで来て背の高い方の合歓の木に止まった。
最初よく来るカラスかと思ったが色が黒いわけではないし、キジバトにしては大き過ぎる。しかもキジバトだったらたいてい夫婦連れで来る。
鷹の仲間のチョウゲンボウあたりかなと思い、多分急な雨で捕食を中断してここで一時羽を休めすぐに飛び立つのだろうと観察していたが、なかなか飛び立とうとしない。
そのうちに何と、降りしきる雨をシャワーと見なしてか、左右の羽を交互に広げる仕草をし出したではないか。そこでデジカメを取りに行った部屋の窓から、そっとガラス越しに撮影してみた。 左側の羽を広げようとしているところ。
首を後ろに回して何かをついばんでいる。虫でもいるのか。
一見すると顔の優しさからキジバトのようだが、ふた回りは大きい。しかも一羽だけだ。
ずんとアップしたがぼやけた。腹の部分がかなり赤っぽい。(若干、彩度とシャープネスを上げてある。)尾の内側に黒い線模様がはっきり見える。
おっと、気付かれたか羽を広げ飛び立った。
最初に合歓の木に止まってから、5~6分は居たと思う。
インターネットで「鳥類図鑑」を検索したら、どうやら鷹の仲間(タカ目・タカ科)の<アカハラダカ>のようである。
ただ、鷹にしてはくちばしが直線的で優し過ぎる気もするがどうなんだろう?
それにしても1時間余り降った雨脚は相当なもので、おかげで桜島からの降灰でくすんでいた草木の葉が見違えるようにきれいになった。
もうこれで降灰にもスギ花粉にもおさらばしたいものだ。
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コメント
上谷町に住んでいます いつも楽しく読ませてもらっています
写真の鳥 くちばしの形から言うと 鳩です
図鑑で調べたのですがこんな鳩は載っていません
カラスぐらいと言うと食用鳩が考えられますが
普通は白い色です
アカハラダカは朝鮮半島にいますから春と秋に
見られてもおかしくは無いのですが
秋には根占の野尻野でアカハラダカの観察会が開かれます
迷鳥か色付きの食用鳩かこれも現時点ではミステリーです
投稿: masa | 2013年4月27日 (土) 07時11分
やはり鳩でしょうな、顔と体つきが・・・。タカにしては優しすぎると思います。
丸々とよく肥えているので、食用の線が濃厚か・・・。でも、悠然としていましたよ。
投稿: kamodoku | 2013年4月30日 (火) 11時50分