かのやばら園・2013春祭り(鹿屋市浜田町)
五月に入って最も上天気の今日、満開を迎えていると報道のあった<かのやばら園>を訪れた。午後3時に行ったのだが、まだこの人出。家族連れがとても多い。
高台にある入り口ゲートをくぐると広々とした開放的な園内が見える。
薄紫の花が満開だ。(品名は多すぎて記憶に残らない。4500種5万本とか・・・)
ピンク・赤・白・・・満開。
遊歩道を覆うアーチのつるバラも捨てがたい。なだらかに下る園内の向こうは鹿屋市南部の横尾岳山系の新緑が鮮やかだ。
二年前から再整備が施されたイングリッシュ・ローズ。まだ若木なので見栄えはいまいちである。新緑の向こうに肝属山地が霞む。
今日見た中では最高と思ったバラ。このバラの名前くらいは覚えておこうと園を出る間際までは記憶袋に保管していたのだが、出てすぐに売店で土産を物色している間にこぼれ出てしまった。「伊豆の踊子」だったかな・・・。
10年前に全国から名前を募集して「プリンセス・カノヤ」と命名された当地作出のバラ。他のどの花より開花が早かったらしく、おおむね盛りを過ぎていて対象を探すのに苦労した。小ぶりの一輪しかなかった。
ちょっとがっかりして帰ろうと階段を上がると、階段脇の目立たない位置にどでかいバラが目に入った。
直径15センチ以上のやゝ紫がかった赤いバラがひと節に何と三つも着いている。デラックスかつゴージャス。遊歩道そばの栴檀の木に絡み付いた赤いつるバラを撮影しているおじさんたちがいるなと思ったら、木の下の黄色いバラに並んで若い女性が・・・。
手前の立っている人が持っているのは反射板で、光を調節している。本格的な人物撮影とみた。コンクールにでも出すのだろう。
【かのやばら園の春祭り案内】
4月29日~6月9日(日)
期間中の入園料は、大人600円(シーズンオフは300円)
交通は車が便利(日に2本、鹿児島・垂水方面から直行便があるが・・・)
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