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岡山・香川の旅(3)

 5月4日の倉敷行きで、自分が倉敷考古館に入って見学していると、娘から「車のエアコンを点けても冷えてこないので、近くのガソリンスタンドで見てもらったらグリーンの液が漏れていた。」と携帯で連絡が来た。

 近くの自動車工場(マツダの販売会社でもあった)に行くと、「電動モーターファンが故障している。このままでは動かせない」とのことで、車を置いてくる羽目になってしまった。

 別の行楽地に行っていた嫁の両親に連絡を入れ、倉敷インターで降りてもらい、その日は息子一家の住む寮まで乗せてもらった。携帯電話の便利さを痛感することだった。

 次の日(5月5日)は都城まで嫁の両親の車で帰ることになった。

 9時に出るとのことだったので、いつも通りの6時に起きる身には待ち遠しい。そこで早く朝食を済ませ、浅口市中心部の北にある「かもがた町屋公園」と「鴨神社」に行ってみることにした。ホテルに事情を話すと、備え付けの自転車を貸してくれた。ありがたい。Cimg5349ホテルからはほぼ真北に1、5キロほど行くと、いくつかの瀟洒な町屋造りの建物が見えた。Cimg5351かもがた町屋公園の入り口。江戸時代の学問所の入り口といった雰囲気だ。

 ところが残念なことに着いたのが8時では入館は不可能であった。開館時間より1時間も早かったのだから仕方がない。まあ、雰囲気だけでよしとするか。Cimg5352そこで町屋公園の隣りにある「鴨神社」を参拝することにした。

 思いがけず、立派な花崗岩製の石の鳥居である。Cimg5353鳥居から30㍍で石段があり、登ると参道は右折し、さらに30㍍ほど。左手に今度は長い石段が現れる。

 上がり口の阿吽二対の狛犬も立派なら、石段と両脇の階段手摺りも豪華である。

 階段の上方、すぐ目に付くのが「脇侍門」だが、その前にもう一つ鳥居があるのには驚く。Cimg5357脇侍門をくぐるとまだ階段が続き、さらにもう一つの鳥居があって拝殿のある境内へ。

 拝殿の扁額は「加茂大明神」としてあった。神社の由緒書きを探すのだが、無い。Cimg5356参拝を済ませ、拝殿の右手に行くと、上に登る道が付いているので行ってみる。途中、稲荷社などいくつかの摂社があった。Cimg5354山頂(?)には大きな忠魂碑が立つ。

 普通の神社だと境内に由緒を書いた看板があるのだが、その類は一切なく、この頂上にも何の表示もない。かっての奥宮の址だろうか。

 忠魂の碑の左手、無線塔のような物との間に見える山は「鴨山」で、南北朝のころに築かれた「鴨山城」があった―とは、ホテルで貰った観光案内に書いてあった。

 もしかしたらあの鴨山城こそが築城前には奥宮があり、ここは鴨神社の旧社殿地ではなかったかなどと思ったりもする。見晴らしは非常に良い。Cimg5355南の方向を見る。手前の幹だけになってしまった立ち木の先端に見えるのが県立鴨方高校で、その先に浅口市役所がある。

 室町時代の頃まで、この市街地は山陽道にそって入り江だったらしい。冬期には北方から飛来する鴨の越冬地として適している芦葦の生えた汽水域が広がっていたのではないか。

 鴨方(かもがた)とはそのことから考えると「鴨潟」が語源だろう。「冬に北方からやって来る鴨の絶好の越冬地」という意味で名付けられたに違いない。

 また鴨神社(=加茂大明神:祭神は下鴨神社系であればカモタケツヌミと娘タマヨリヒメ、上賀茂神社系であればカモワケイカヅチ)が祀られているのは、鳥の鴨と同じく北方の朝鮮半島と行き来する航海民「鴨族」の存在があったからで、その根拠地であった可能性が高い。

 鳥の鴨と航海民の鴨族、いずれにしても彼らにとって非常に安住のできる潟(ラグーン)が広がっていた地域とみて間違いない。

 


















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コメント

ファティマ第三の預言とノアの大洪水について。

第二次大戦前にヨーロッパでオーロラが見られたように、
アメリカでオーロラが見られました。
また、ダニエル書の合算により、
御国の福音が宣べ伝えられるのは、5月15日だと理解できます。
エルサレムを基準にしています。


2018年 5月14日(月) 新世界           +1335日 
            ダニエル9:2         イスラエル建国70年

2018年 3月30日(金) ノアの大洪水         +1290日 過越14日-15日 
2014年 9月17日(水) ダニエル12:11            +0日
2013年 5月15日(水) ダニエル9:24  マタイ24:14    -490日  第一次中東戦争から65年


天におられるわれらの父とキリスト、
死者復活と永遠のいのちを確信させるものです。

全てあらかじめ記されているものです。
これを、福音を信じる全ての方、
救いを待ち望む全ての方に述べ伝えてください。

投稿: マタイ24 | 2013年5月10日 (金) 09時32分

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