田崎池親水公園(鹿屋市田崎町)
梅雨の合間、今の時期になると「大賀ハス」の咲く田崎池に行ってみた。
昼休みなのに公園内の東屋には誰も憩うていない。もったいないと言えばもったいないが、写真を撮る身にはラッキーである。ただし、向うの緑陰には多くの車が休憩中だ。東屋の側から10メートル四方に広がって来た大賀ハスの群落。
去年は右手の葉っぱの影に見える大賀ハスという説明板がもう少し大き目に見えたのだが、一年で群落が密になってきたようだ。
直径30メートルはある丸い田崎池だが、昔はもっと水が澄んでいたと聞く。右手の丘が湧水の供給台地なのだが、都市化の影響で湧水量そのものが減っているのかもしれない。
池の水が流れ出る部分に木の橋があるが、その中にハスとは別の群落がある。
睡蓮だが、えらく葉が多いのには驚く。そのせいか花はポツポツしか咲いていない。
睡蓮の傍にはパピルス(だと思う)。昔、田代町で農業をしていた頃、借りた家の庭に、同じようにひとかたまりで群生していたのを思い出す。このような水生が本来の姿か・・・。
池の向こうには、市街地の頭越しに高隅連山が見える。一番高いピークが御岳(1182㍍)だ。・・・と、周回道路にまで後ずさりしてくると、おっと、藪の中に・・・。
タノカンサ―(田の神さま)と水神さあが、おいやった。
昔むかし、この池の水は田んぼに引かれて稲の実りをもたらして下さったそうじゃ。ありがたや・・・・・。
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