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第51回全国戦没者追悼式典(終戦68周年)

 終戦後68年が経ち、今日は第51回目の全国戦没者追悼式が日本武道館で開催された。Cimg6023齢を重ねるごとに遺族は高齢化して行くが、英米仏蘭連合国を相手に戦った将兵、軍属、そして一般国民に数多くの戦死者が出た。その数は310万という。その中には東京大空襲や広島・長崎への原爆投下、沖縄での地上戦による無辜の国民の死者も数多く、おそらく100万くらいに上るだろう。

 非キリスト教国・非白人国家なのに繁栄をした(世界の一等国になった)日本への憎しみプラス異教徒への迫害に似た感情の故の無辜の国民への爆弾雨あられであった。酷いものである。原爆が最も非人道的だが、焼夷弾も酷かった。一般住民の住む市街地に対してまず半径何百メートルかに油をぐるっと撒いておき、そこに焼夷弾を落としたという。残虐極まりない殺傷の仕方であった。

 (戦前には「黄禍論」というのがあった。日本を筆頭とする黄色人種が、白人の帝国主義的植民地政策(世界分割闘争)に対抗して勢力を持つこと、への恐れによって生まれた白人国家側の屁理屈である。彼らが植民地を支配するのは、現地の有色人種を文明化するので構わないが、黄色人種が支配するのはいけない―というのだ。

 そこで日本は「同化政策」を採用した。白人国家は現地人の支配層の子弟だけを集めて高等教育をさせ白人国家に代わって現地を統治し(ただし総督は置いた)、その上がりをピンハネするという収奪統治が主であったのを、日本が統治する場合はなるべく多くの国民が教育を受けられるように学校などを建てることから始めた。すぐれた統治法である。何のことはない明治維新後の明治政府がすでに日本国民に対してやったことの応用なのである。

 戦前の中国なども早い段階でこのようなやり方を取り入れていれば、今日の共産党独裁国家が生まれるはずもなかったのだが、国民党の蒋介石はアメリカに丸め込まれて日本を敵に回してしまった。その挙句に共産軍に大陸を奪われ、小さな台湾に逃避するという体たらくであった。)Cimg6020天皇・皇后両陛下の戦没者に対する悼みは、読み上げられるお言葉に十分表れている。

 同じ日の夜、NHK総合テレビで<ニッポンの平和 アメリカとの関係は?>という特集があった。

 このところギクシャクした関係が続いている中国の日本への揺さぶりに対してアメリカが「近隣国同士の紛争に発展しないようにしろ。総理大臣が靖国神社へ参拝して中韓の反発を買わないようにしろ」というようなことを言って来た。

 そこで安倍総理は自ら参拝することを避け、代理人を靖国神社へ行かせたわけだが、このことに関してNHKが国民への関心を呼び起こそうとして企画したらしい。

 安倍総理がアメリカに対して「靖国神社は欧米の植民地化闘争に異議を唱え、人種差別をなくすために戦った英霊を祀る日本固有の祭祀施設だ。参拝して何が悪い。そんなことを言うなら集団自衛権など御破算にする」―とか何とか言ってしまえば済むものを、情けない。この辺りはあの小泉元首相の気迫に劣っている。残念だ。

 しかしまあ、登場した行天幸夫とかいう外交評論家にはがっかりした。

 ―横須賀の米第7艦隊は3兆円規模で運用されており、首都東京の入口にどかっと駐留しているから日本は守られている。

 戦後は日米安全保障条約のおかげで軍事支出が最小限に抑えられ、その分経済に回せたので日本は発展した。

 あの太平洋戦争のどこがいけなかったかをちゃんと総括しなければならない。

 歴史認識は適確に持っていなければならない。―

 

 なのだそうだ。まるでアメリカのスポークスマンだ。自分の意見はないのか!

 

 それじゃあ、クリントン国務長官が「尖閣諸島は日米安全保障条約の適用内の島である」と言ったのだから、第7艦隊を出して中国の護衛艦を早く追っ払ってくれ!

 おいおい、日本の都市という都市を空襲でメチャクチャにしておいてそんなこと言うなよ。その挙句に軍事占領府(GHQ)を置き、「兵力放棄の平和憲法」を押しつけたのだ。軍事支出のしようがないだろ!

 あの戦争は欧米植民地闘争に唯一巻き込まれずに独立自尊を保った非白人国家日本と、欧米植民地主義・人種差別国家との一戦で、自分は義戦だと思っている。間違ってはいない。アメリカは自由だなんだと言っているが、その当時の黒人には基本的人権すらなかったではないか!

 歴史認識とはこのようなことを言うのだ! 

 朝鮮動乱の時に中共軍が参戦しなければ、朝鮮半島は米軍の後押しで統一がなっただろう。その後にソ連との軋轢が生まれたかもしれないが、取りあえずは分断は避けられたはずだ。つまり現在の南北分断の張本人は中国共産党なのである。

 このようなアメリカの敵であった中国共産党政府を正式国家と認め(特使はキッシンジャー)、台湾の国民党政府を見捨てたのは全く筋が通らない。

 キッシンジャーの忍者外交とはよく言われるが、彼は実は、日本が中国共産党政府とLT貿易のような関係を持ち、そのまま日中の関係が親密になるのを防ぐために、日本の頭越しに中国共産党政府を承認したのである。

 ひとえに日本と中国が手を握って強大になるのを恐れたためだ。以前のブログで―韓国の朴大統領が中国の習国家主席との蜜月を演出したのは「敵(日本)の敵(中国)は恋人?」と考えてのことだ―と書いたが、何とそれの40年前版である。

 このような外交術も最近は透けスケで底が見えて来た。いつまでもアメリカのお先棒を担ぐような輩はアメリカに永住してくれ。

 日本は早く永世中立国になるべきだ。

 

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