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大隅湖の紅葉と垂水の千本イチョウ

 昨日の11月29日、大隅湖と垂水の千本イチョウの紅葉・黄葉を見に出かけた。

 大隅湖までは鹿屋中心部から国道504号(通称・空港道路)で高隈方面へ約13キロ、国道のすぐ左手にダムサイトの建物等が見えるから左折をしてダムの堰堤(高さ47m)の上を通り、小さなトンネルを抜けて大隅湖湖岸道路に入って行く。

 ここから大隅湖最上流部にある「アジア太平洋農村研修村」までの湖岸が紅葉の観賞道路となる。春は桜のトンネルにもなる。Cimg7203 湖岸道路に入って200㍍ほどの最も紅葉の木が密集した一角。木によって違うが完全に紅葉したのもあれば、何割かがまだ緑のままのもある。Cimg7205 大隅湖を見下ろせる場所。この湖は高隈ダムによって出来た農業潅漑用の人造湖で、昭和42年に完成した。周囲は約10キロ、湖岸道路は上流部から見て右手を湖岸沿いにうねうねと走る。Cimg7201 紅葉は湖岸道路の下流部(南側)に多く、46年前のダム完成の当時に植えられたにしてはそれぞれが結構な太さになっている。Cimg7206 おそらく最大の紅葉の樹。目通しの直径は50センチを超えている。根張りがよいのだろう、枝も四方八方に大きく広がっている。風格さえある巨樹だ。Cimg7208 赤味がなくほとんど黄葉したモミジ(?)もあった。

 上流部のアジア太平洋農村研修センターの民族館前まで来ると、湖岸道路は県道71号(垂水・南之郷線)に行き当たるので、それを左折して垂水方面へ。高峠への道である。

 串良川最上流部に沿う(といっても川は全く見えない)約4キロほどの登り坂を経て、高峠への分岐点へ。そこからは垂水への下り坂となる。約6キロほど下ると目指す「千本イチョウ」だが、大隅湖からここまでの10キロは道路に桜島の降灰がうっすらと積もっていて、前を行くトラックの後輪のダブルタイヤが巻き上げる灰神楽に悩まされた。Cimg7223 午後の2時半過ぎだというのに次々に駐車場に入ってくる車、車、車。県外ナンバーは少ないが、鹿児島市内からフェリーでわざわざ訪れる客が多いに違いない。観光バスも何台か見えた。Cimg7209 イチョウはちょうど黄葉の見頃で、イチョウとイチョウの間や高低のある箇所もなだらかに整地してあるので、車いすのお年寄りでも十分に楽しめる。Cimg7213 上を見上げるとまさに黄葉のトンネルだ。イチョウの枝は比較的真っ直ぐに上に伸びるので、幾何学的で面白い。Cimg7217 団体客もちらほら。Cimg7219 駐車場に近いこの部分と、やや離れた斜面にも展開する千本イチョウ。向こうに噴煙で霞んだ桜島が見えているのだが、噴火さえなかったらすっきりと綺麗な山容が望まれるのに残念だ。

 この千本イチョウは中馬吉昭さんという方が、もとはミカン園だったのを改植してイチョウ園としたそうだ。約30年前のことという。面積は4、5ヘクタール(東京ドーム3個分)で、実際には1300本植えられている。

 今や垂水の数少ない観光名所の一つとして脚光を浴びているが、その蔭には30年に及ぶ中馬夫妻の惜しみない努力があったからこそである。しかも無料で開放しているのは、奇特としか言いようがない。人を楽しませ、喜ばせ、それがまた自分の楽しみであり、喜びでもあるということか。有難き人である。Cimg7224 千本イチョウ園の駐車場から見える錦江湾と開聞岳。

※曇天の日だが午後3時というのに夕方のように薄暗くなっているのは桜島の噴煙のため。桜島の噴火・爆発はここ4年ほど年間800回以上を数えている。来年明けて1月12日は大正大噴火(大正3年=1914年)からまる百年だが、マグマの供給量はその大噴火の前の量にほぼ匹敵するまでに回復してきているそうだから、熔岩の流れ出すような大噴火が近いうちに起きて何の不思議もないらしい・・・。

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おおすみウォッチング」カテゴリの記事

コメント

今は色とりどりの紫陽花が綺麗ですね。
釣りをしている方をちらほらと見かけました。
今日は暑くもなく 寒くもなく…のんびりと景色を楽しめました。

投稿: hanaori | 2014年6月15日 (日) 15時59分

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