「五族協和な菊たち」の開花宣言
このところの冷え込みは強く、一昨日の最低気温は6℃ほどで今秋の最低を記録したのだが、今朝、ウメの散歩を済ませてから玄関先の寒暖計を見ると5.5℃だった。あと1度下がれば軽い霜が降りたかもしれない。去年は11月1日に霜が降りている。
寒さがつのると花を開き始めるのが庭の菊たち。 この藤色の野菊のようなのが最初にこの庭に植えたもので、もう10年選手だ。下にぽつんと顔を出しているのが交配種の自称「日の出菊」。ただし、交配と言っても自然分化であるが。
マーガレットのような真っ白いのも生まれた。これもまだ野路菊(ノジギク)の雰囲気をもっている。
藤色から白が抜け切ったような鮮やかな濃藤色。これなど園芸品種と言ってもおかしくない。
濃藤色の菊の外側半分から色が抜けて、白っぽくなってきたのがこれで、名付けて日の出菊。蕾のうちはかなり黄色味を帯びているのも特徴の一つ。その黄色味が特化したのが次の黄色菊。
形こそ最初の元菊に似ているが、色は似ても似つかない。
この五族(種類)はごく近接した場所に咲いている、というか、棲み分けている。この棲み分け状態(協和)はここ4年ばかり続いているから、もうこれ以上の分化はないかもしれない。
あと変化があるとすれば人工か、突然変異でも待つしかない。多分、土壌の条件を思い切って変えれば色などに変化が現れるかもしれないので、来春、同じ種類ごとに二本ずつ差し芽を作り、土壌条件を変えた植木鉢で実験でもしてみようか。
それと、来年は一鉢でも「懸崖菊」に仕立ててみたいと思っているので、乞うご期待!
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