涙の記者会見
STAP細胞を発見したという論文に二つの疑惑が持ち上がり、勤務している理化学研究所から論文の取り下げ要請を受けた小保方晴子ユニットリーダーが記者会見を開いた。(写真は午後5時のテレビ朝日のニュースから)
昨日(4月8日)、理化学研究所に対して弁護士を立てて「不服申立書」を提出し、今日、大阪市内のホテルで開いたもの(両脇に居るのは弁護士)。
理研の疑惑認定は二か所で、イギリスのネイチャー誌に載せた論文中にある画像が博士論文の物と同じであり捏造ではないか
―が一点。もう一点は電子顕微鏡による遺伝子画像は他の物を貼り付けたのではないか―というもの。
いずれも論文執筆上の知識不足であり、
他意のない単純なミスであったことを強調した。
途中で言葉を詰まらせ涙ぐむ場面もあり瞬間、高等科学に関する会見であることを忘れるほどであった。
記者団の質問での白眉は何と言っても「二か所の画像の疑惑に対する小保方さんの見解を是とするにしても、なぜ他の科学者の追認が成功しないのか?」
ーというものであろう。
本人の実験では200回以上もSTAP細胞を作り出しているが、
自分なしで再現できた例はあるというが、それは誰かという質問にはプライバシーを理由に答えようとしない。これには誰しも首をかしげるだろう。もしかしたら高名な学者ではなく普通の大学生とか大学院生なので発表を控えたのかもしれない。どうせ学者はバカにして認めようとしないからである。
思うに、マウスから採取した細胞を酸性溶液に入れてから「何らかの刺激を加える」というその「何らか」というのは精神的なものなのではないか。精神作用である「念力」も一つのエネルギーであり、そのような類のものを彼女は霊感的にさりげなく照射できる能力を持っている(持つようになった)人物かもしれない。
科学界のジャンヌダルクか卑弥呼か。はたまたただの割烹着の似合う リケジョか。
自分としては前者に賭けたい。
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