麦秋(鹿屋市田淵町)
我が家から大姶良小学校・中学校方面へ向かう道すがら、一枚の畑だけが黄土色に色づいている。
麦である。
畑の中に入ると見事に熟れた穂、茎が整列している。
二条オオムギという種類で、味噌造りの原料に欠かせない
ものだ。今は初夏だが麦にとっては実りの5月、6月。この時期を麦秋と言っている。俳句の季語ではおなじみだ。
目を転じて隣りの畑を見ると、黒ビニールのマルチングをした
畝の波がずうっと向こうまで広がっているが、肝心のサツマイモの苗はまだ植え付けられていない。
遅れているのだ。四月の中旬から今日まで肌寒い日が続いているので、親イモからのツルの伸びが悪いようだ。
おまけに日照時間も短いからなおさらなのである。実は昨日、屋根に設置した太陽光発電パネルのここ1ヶ月の発電量の案内書が九電から届いたが、何とその前の1ヶ月の3分の2であった。それだけ日射量が減っているわけだ。
通常であれば5月のこの時期は「五月晴れ」という言葉があるように、日照条件は一年で最も良い時期なのにである。どうやら今年は長梅雨でひと荒れ有りそうだ。
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