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対馬丸遭難70周年

 6月27日は朝からえらい雨。

 特にひどかったのが午前11時頃から12時頃までの1時間で、家のどこにいても雨脚の音が響いてくるほどだった。Cimg9130_2庭全体が水に覆われている。無人(?)の犬小屋の向こうの菜園は完全に水没している。Cimg9136昼前のNHKの天気情報を見たら、なるほど、11:30の時点でわが鹿屋を含む大隅半島の半分くらいに大量の雨が降っている。

 これが梅雨末期の豪雨で、間もなく梅雨が明けるというサインならいいが、まだまだ梅雨の真最中なのだから、この先が思いやられる。

 続いて昼のニュースに入ったが、天皇・皇后の沖縄ご訪問(6月23日の慰霊の日)の一環で「対馬丸記念館」を訪問されたというニュースが流された。Cimg9128海底で見つかった対馬丸。

 終戦の一年前の8月22日、那覇港から本土に疎開する学童・引率者・父母を乗せた「対馬丸」(6千トン強)が、長﨑に向かう途中、鹿児島県のトカラ列島悪石島の沖でアメリカの潜水艦による魚雷攻撃で沈没し、乗組員を含む1500名前後が犠牲になった。「前後」と曖昧なのは、最終的に乗り込んだ乗客の総数が不詳ということだそうである。

 まあ、それにしてもアメリカの非戦闘員への攻撃には腹が立つ。いくら軍の徴用船とはいえ、軍艦ではない船を撃沈までする必要はないだろう。本土空襲でも軍事施設は無論だが、学校にまで焼夷弾を落とし、畑に出ていたお百姓にさえ機銃掃射を行っている。ひどい奴らだ。戦時国際法違反だ。Cimg9140記念館近くの「小桜の塔」に献花をされる両陛下。

 「小桜の塔」は1954年に建立された対馬丸戦没児童を追悼する記念塔である。Cimg9144記念館内をご覧になる。Cimg9129亡くなった国民学校児童等の写真がずらり。ちょうど天皇(昭和8年生)と同じ世代の人々の遺品の数々が展示されている。

 この記念館は15年ほど前に悪石島の海底で見つかった対馬丸を引き上げる代わりに開設されたという(2004年)。800㍍という深さから引き上げるとなると費用がかかり過ぎるということだったらしい。遺族としては遺骨なりとも―という気持ちだったろうが・・・。

 それでも両陛下が足しげく沖縄への慰霊の訪問をされることで、遺族や関係者の大いなる慰めになっているに違いない。

 自分は5年前の冬に姪の結婚式で沖縄に行き、観光ルートで摩文仁の丘・ひめゆりの塔などの戦跡を巡り、最後に波之上宮を参拝しているが、すぐ近くにあるこの記念館も小桜の塔も見過ごしてしまった。

 今度、沖縄に行くことがあればぜひ訪問してみたい。(序でに沖縄そばの名店にももう一度!)
















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