台風8号が阿久根に上陸
昨日は一日中東寄りのやや強い風に小雨が交じる「台風8号待ち」の天気で、夜寝る頃になってようやく真東に進路がぐいと変わったようだった。
寝ている間のことは当然分からないが、明け方と思しき頃に目が覚めると雨と風が雨戸を締め切った家の中でも分かるようになっていた。
6時に玄関から外を覗くと、風向きがすっかり変わっていた。結構強い風が右手(西)から左手(東)へ吹き付けている。
ほとんど雨は降っていなかったので、菜園の所まで行くと、夜中の西風のせいか20センチにまで伸びて来たオクラが全部東へなびいてしまった。苗の部分は少し高畝にしておいたのだが、のっぺらぼうになっている。台風が去ったらすぐに真っ直ぐに起こして畝を立てておこう。
ウメの「山小屋」に行くと出て来て散歩をせがんだが、駄目だ、と冷たく言うと少しは分かるのか、うらめしそうに項垂れた(入り口に立て掛けたヨシズは台風対策)。
昨日の夕方、雨間かと思い散歩に行ったのだが、5分もしないうちに雨が落ちて来たので引き返した。だから今朝も行かないとなると丸一日外に出ないことになるわけで、糞尿が溜まりに溜まってどうにかなりそう? いや、それよりも外の匂(臭)いを嗅ぐという彼女の最大の楽しみが阻害されるのが辛いのだと思う。まあ、しょうがないな、恨むのなら台風を恨んでくれ。7時のNHKニュースを見たら、どうやら鹿児島県内のどこかに上陸したらしい(このあとの別のニュースで阿久根市付近と分かった)。
この時点で980hPaにまで衰えていたから、ほとんど被害らしい被害は出ないだろう。雨も台風の南側は大雨が降るというが、まさに鹿児島県全体がその南に入ったのに小雨程度に終始している。ところが鹿児島をはるかに離れた四国、長野、新潟・山形などで大雨の被害が出ている。
また風速にしても、中心に近い枕崎や当地鹿屋の方より、はるかに遠い愛媛県の方が大きくなっている。
人間界の情報網は、沖縄へも北海道へも一気につながるが、最近の自然災害も日本国内中わずかのタイムラグがあるだけで、即座につながって行っているような気がする。
まあ、それにしても今日は7月10日。まだ梅雨も明けていないこんなに早い時期に巨大台風が発生し日本列島に上陸するなんて記憶がない。巨大なまま上陸しなかったのがせめてもの救いだったが…。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- タイのサッカー少年たちの話題(2018.07.05)
- 米朝会談と板門店宣言(2018.06.13)
- 米朝会談とロシア外交(2018.05.28)
- 加計学園問題(2)(2018.05.22)
- 南北首脳会談異聞(2018.05.12)
コメント