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北海道で大雨特別警報発令

 今日の未明に、北海道の札幌はじめ道南地区に大量の雨が降り、ついに7時には「大雨特別警報」が出された。Cimg0187 7時のNHKニュース画面(以下同じ)。Cimg0191 一部地域では時間雨量100ミリに達した。Cimg0192 午前4時すぎの札幌市内の降り方は、南九州でもお目にかからないような激しさだ。

 8時になると大雨特別警報は胆振地方と空知地方にも出され、函館のような最南部を除いて北海道の南半分が特別警戒地域に入ったらしい。

 この時期の北海道はすがすがしい秋晴れ日和が続き、ともすると霜が降りるのではないかという日もあったりするが、8月後半からの最良の観光シーズンになるはずである。(昔、9月の下旬から10月上旬にかけて出かけたことがあったが、平地で初雪に出くわした。)

 いくら雨が少ないとは言っても北海道にも雨は降る。しかしこんな土砂降りは「経験したことのない大雨」で、だからこそ特別警報が出されたのだが、もちろん北海道始まって以来まさかの発令で、去年の京都豪雨を嚆矢として熊本・兵庫・広島そしてついに北海道にまで飛び火(飛び雨?)したことになる。Cimg0194 

 それに比べると南九州はこのところ大雨にも台風にも見放されている。ありがたいことだが、ここ5年くらい、「列島の北の方に鹿児島が移動したみたいだ」などと冗談ともつかないことをよく言ってしまう。

 鹿児島では1993年(21年前)の、梅雨期から立秋までの2ヵ月間の長雨とその最後に起こった8月6日の「8・6水害」が格別大きな被害をもたらした。この年は台風の当たり年でもあり、8・6水害後も毎週のようにやって来る台風により、水田のコメも平年の6分作という大凶作に見舞われたのであった。

 さらに災害の総仕上げが翌月2日に本土を直撃した「台風13号」だった。その当時、我が家は広島の安佐北区から肝属郡田代町に転居したばかりで、13号の強烈な風で借家の雨戸を飛ばされ、瓦も剥がされ、這う這うの態で小学校まで避難する羽目になった。

 学校も避難していた体育館の屋根が一部吹き飛ばされたため、職員室前の長い廊下に眠れぬ一夜を明かした。翌朝、集落全体に瓦が飛び散り、さまざまのものがあちこちに散乱している中を借家に戻った。幸い、家の中は住める状態だったので安堵したが、借家の古い造りの納屋の屋根全体がすっぽりと横倒しに倒壊していたのには度肝を抜かれたことを思い出す。

 13号台風は大隅半島全域に大きな爪痕を残した。なんでも、役場の屋上に設置してあった風速計は瞬間70mまでは記録していたが、あとは針自体が吹っ切れてしまったとかで、おそらく瞬間風速は80mまでは行っていただろう―と後から聞かされ、よく無事だったなと胸を撫で下ろしたが、停電はちょうど2週間ほど続き、不便この上なかった。その間、電話も不通だった。なにしろ電柱という電柱は高圧線鉄塔も含めて、へし折られていたのであった。

 鹿児島ではその4年後(1997年)の夏に県北西部の出水市針原地区で死者21人という大きな土石流災害が発生したが、これを最後に死者が二桁というような豪雨災害には無縁となっている。

 台風も10年前までは必ず2~3個が上陸もしくはかすめて来たのだが、その後はとんとご無沙汰になっている。

 

 7時のニュースではほかにも同じような時間帯に三陸の石巻・東松島それに大阪の池田あたりでも100ミリとか120ミリの雨が降ったらしいことを伝えていたが、まさに同時多発的ゲリラ豪雨で、今後は8月の広島安佐南区のピンポイント豪雨のような形が当たり前になるのかもしれない。

 以前は「異常気象」と言っていたが、もう普通になりつつある。だからもっと大きな異常が起きても不思議ではないような気がする。何にしても自分や家族は自分で守るという姿勢を持たないといけない。

 鹿児島ではここのところ火山活動が活発になっている。屋久島の東海上にある口ノ永良部島と、十島村の諏訪之瀬島にある両火山が続けざまに2000mの高さにまで噴煙を吐きだした。

 桜島も7月以降はなりを潜めているが、100年前に起きた大正大噴火以前のレベルにまでマグマ(熔岩)の量は回復しているというから、いつ大正大噴火クラスが起きてもおかしくないという。一応シミュレーションしておくに越したことはない。

 

 





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