台風19号が枕崎市に上陸
早朝から台風の動きに各テレビ局のニュースセンターが慌ただしい。
つい今しがた、KTS(フジテレビ系)の「とくダネ!」を見ていたら速報のテロップが現れ、「8時半頃、台風19号が枕崎に上陸した」と報じた。 1時間前のニュースでは、中心は枕崎の西60キロあたりにある―と言っていたが、急激に進行速度を上げたことになる。
9時現在、暴風圏がちょうど九州全体をすっぽり覆っている。中心の気圧は970hPaに下がり猛烈な台風とは程遠いが、今後は日本列島を縦断しつつ大雨をもたらす可能性が強いようだ。 10年前の2004年、同じ10月に連続して22号、23号が列島を席捲したが、その二つの台風とコースが非常に似ているとのことで、特にあとからの23号は豪雨により甚大な被害をもたらしたという。
22号では9名、23号では何と98名の人が死亡または行方不明になっている。
京都の舞鶴市や豊岡市で大洪水が発生したのも、台風23号によるものだった。
今度は先の18号での死者はなく、この19号でも今のところ死者は出ていないので、2004年ほどの被害はまずないと思うが、しかし想定外の事態がこの頃は普通になっているので、通り過ぎてみなければ分からない。
枕崎では上陸したという8時頃からは急に雨風が衰え、とくダネ!の現地レポーターも不思議がっていたが、同じ頃ここ鹿屋でも風が目に見えて弱まって来た。まさか同時に台風の目に入ったわけではあるまいが、目のすぐ近くに位置していることに変わりはないので弱くなったのだろう。
雨は小雨が降り続いているが、風は暴風というより強風ていどである。上陸してからはあっという間に日向灘に抜けるだろう。吹き返しもさほどではあるまい。 2日前に沖縄に接近して来た時の気圧はまだ920とか930とかえらく低い台風だったので、これは危ないと思い、取り付けてから初めて、テラスのアクリル製屋根の上に土嚢を載せておいた。
こう弱まって来ると無くもがなだが、備えあれば憂いなしーで、また台風が来るかもしれないので、しばらくは載せておくつもり。 ウメの「避難」小舎にも台風対策でとして、ヨシズの日除けすだれを三つ折りにして立て掛けておいた。
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