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拉致被害者の調査団派遣

 安倍首相は今日、北朝鮮当局の日本人拉致被害者の現状調査がどのようになっているかの進展を聞くために調査団を派遣する意思を固めた。Cimg0725 外務省の東アジア担当局長を団長に、27日から30日までの予定で派遣するが、その際に北朝鮮に「拉致問題の解決こそが両国間の最優先事項であることをしっかりと伝える」そうだ。

 拉致被害者は鹿児島でも何人もあり、そのうちもっともよく知られているのが、鹿屋市輝北町出身の市川修一さんと鹿児島市の増元ルミ子さんのカップルである。Cimg0728 二人は薩摩半島の吹上砂丘に夕日を見に行くと言って出掛けた際に、北朝鮮の工作員によって拉致された。

 NHK夕方の鹿児島県版のニュースでは、増元さんの姉と市川さんの兄が映り、それぞれコメントを述べていた。Cimg0729 先月の次官級会談で向うの次官が「ピョンヤンで拉致問題調査の責任者に会って直接確かめて欲しい」と申し出、今回それにこたえる形で調査団を派遣することになったのだが、被害者家族はこれまで何度も北朝鮮には虚をつかれているので、今度も「またどうせのらりくらりと真相をはぐらかせるのだろう」との疑念を捨てていない。Cimg0732 鹿屋市輝北町市成に住む市川修一さんの兄さんは「被害者が帰ってこない限り、北朝鮮には経済援助をするな」と、ほぼこれまでと同じコメントを述べているが、いったいいつまでこの繰り返しが続くのかと、うんざりの態であった。

 拉致問題を北朝鮮に認めさせたのは小泉元首相の功績で、2002年に首相自らピョンヤンに赴き、当時の最高指導者金正日と対面して謝罪させた。

 そして2年後の2004年に再訪し、5名の被害者を直接連れて帰ったのであった。

 あの小泉首相自らの思い切った訪朝により、知らぬ存ぜぬを繰り返すばかりだった北朝鮮ペースを打ち破った功績は大きい。

 今回もこれにならって安倍首相自らが訪朝し、金正日の息子で現最高指導者の金正恩と直接対面し、調査の進展状況を問いただしたらよかったと思う。

 日本の最高指導者自らが訪問することは、拉致被害真相解明への日本の並々ならぬ決意と気迫があることを北朝鮮にも国際社会にも知らしめるチャンスだろう。

 一回目ですべてが解明されないというのであれば、小泉元首相のように二回目を考えてもいいのではないか。その上でもし万が一、他の拉致被害者の死亡が本当ならば、被害者家族も相当程度納得できるだろう。

 いたずらに小出しに調査団だ次官級会談だと相手のペースに合わせていると、拉致被害者の問題は永遠に先送りされかねず、拉致被害者家族の胸のつかえは深まるばかりだ。

 ここは是非とも、小泉元首相の訪朝に同行したことのある安倍首相の英断に期待したいものである。










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