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2年半ぶりの日中首脳会談

 中国の習近平がようやく安倍首相と会談を行った。

 Cimg0961 これまで安倍首相が「対話への窓は常にオープンしている」と述べてきたにもかかわらず、隣国のパク・クネ大統領やアメリカのオバマ大統領とは何度も対話をしているのに、一向にしなかったのだが、アジア・太平洋地域の国々21ヶ国が一堂に会する会議を北京で開く議長国となった手前、アジア地域の(パク・クネ以外の)指導者に非常に親しまれている日本を無視してはまずい-と考え、会談に応じたのだろう。Cimg0970 階段に応ずる前に、その地ならしとして外務官僚同士の摺合せや元首相の福田康夫氏を呼んでの、言わば「リハーサル」を仕組んだ上での今回の対談であった。

 「戦略的互恵関係」とはもう20年も前から言われてきたキーワードだが、江沢民が指導者だった時の「反日・侮日教育」により、常に反古にされてきた。

 日本が「仲良くしましょう」と言っても、向こうが「侵略したのに謝罪しない」とか「侵略戦争の戦犯を祀っている靖国神社に首相が参拝した」と言っては駄々っ子のように「責任は日本側にある」として頑として応じなかった。それでいて日本からのODAなどは相当な額で受け取っていた(つい最近さすがに無償援助はなくなったようだが・・・)。

 日本は共産党軍を相手に戦ったのではなく、蒋介石率いる国民党軍と戦ったのであり、その中華民国政府との間では戦時の被害にかかわる賠償問題などの話し合いは済んでおり、今さら蒸し返そうとする現共産党政府の態度は国際法上おかしい。

 Cimg0963 APECの総会で画面のテロップの様なことを演説したそうだが、フィリピン、ベトナム、モンゴルなどの国々は苦々しい思いだろう。大多数の日本人も同じ思いに違いない。(以上の画像はNHK夜9時放映のニュースウォッチから)

 尖閣諸島の領有権については、それまでの中国の教科書では「沖縄県の管轄する島々である」と表現しておきながら、この海域に海底石油の埋蔵が見つかった直後の1972年の鄧小平との会談で「尖閣諸島の領有権については棚上げする」と一方的に宣言し、以降の学校教科書などの地図から、日本の当地領域である赤線を消し去ってしまった。

 ご都合主義・自己中心主義の象徴的な事案なのである。

 また最近では以下のような自己中心主義的行動が行われている。この画像も同じニュースウォッチからのものだが、小笠原近海での赤サンゴの密漁事案がそれである。Cimg0984 キャスター自らが飛行機に乗って小笠原近海の上空を飛んだら、やはりあちこちに密漁船が見えていた。Cimg1009 海上保安庁では10月30日に密漁船を検挙したが、Cimg1011 2年ほど前に検挙した密漁船が再び拿捕されたそうだが、担保金の支払い約束をしたら船も漁具も返している。

 呆れて物が言えないとはこのことだろう。「また密漁にお出でなさいな」と言っているようなものではないか。なぜもっと厳罰を与えないのだろうか。旧ソ連がよく北方領土近海で日本漁船をだ捕して拘留し、法外な罰金を科していたようにどうしてできないのだろうか。Cimg0998 小笠原の母島漁協所属のサンゴ漁船は東京都から4隻だけ許可を得て操業しているそうだが、以前は到る所にあったサンゴが、ほとんど姿を消したらしい。

 実害ここに極まれる-という事態なのに、「海上保安庁のたった5隻の巡視船では広い海のことですから対応に苦慮している状況です」などとキャスターは言っていたが、5隻でも、とにかくどんどん違法操業を検挙して行けばいいではないか。

 こんな弱腰日本の対応を見くびり、やりたい放題をやっている中国がますます増長して「自己チュー(中)国」になって行くのではないかと気掛かりである。













 

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