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中高一貫教育校「楠隼」が建設中(肝付町)

 鹿児島県立としては初の中高一貫校「楠隼(しょうしゅん)」がいま建設中で、来年度の開校を目指している。

 鹿児島ではすでに鹿児島市立玉龍高校が中高一貫校として先陣を切っているが、このたび鹿児島県でも中高一貫校を開設することになり、しかも大隅地区で開校するというので話題になっている。Cimg0823 県立高山高校を改組して中高一貫校にするもので、現在、旧高山高校の改修工事と寮の建築が行われている。(写真は学校への入り口。「バス停」という道路文字の先に白地に黒の字で「県立高山高等学校」の看板が立っている。そこを左折。手前が鹿屋、向こうが肝付町の中心部)

 Cimg0824 道路を左折すると、すぐに左手に簡易郵便局、右手にコインランドリーがあり、その間を約50㍍も行くと、左手に学校への登り道が見える。Cimg0826 右手を取ると広大な肝属川流域の田んぼ地帯で、学校の校庭からはよく見下ろせるはず。

 学校への登り道への左側の土手には建設中であることを示す工事業者の建てた看板(工事・発注者・建設業者の名称など)がずらりと並んでいる。Cimg0831_2 校門近くには工事用車両への「最徐行」の看板が。下に細かく書いてあることから、寄宿舎(寮)の建築中であるらしい。Cimg0828 校門まで来ると警備員が近寄ってきて制止される。当たり前だが、工事関係者、学校関係者でなければ入れない。

 その代り、工事の内容などを聞くことができた。

 現在の主な建設は寮で、今年は来年の4月に入学する中学一年生と高校一年生用の寮ができ、来年度は新しく入る中高の一年生用のが造られ、さらに翌年はまた同じものが造られ、都合3年かかって全生徒用のすべての寮が完成する―という。

 校舎そのものは旧高山高校のものを改修して転用するので、基本的には新築する必要が無いそうだ。Cimg0830 改修工事中の本校舎。
 聞き漏らしたが、生徒の減少に悩んだ高山高校はそう遠くない前に、「地元の生徒は地元の高校へ」というようなスローガンを掲げ、官民一体になって生徒の確保を図ったことがあり、その時に校舎も面目を一新しているから、結構広々としていて、造りもちょっとした短大くらいな雰囲気がある。

 全国から(優秀な)生徒を集め、全員が男子で全寮制というのは県立レベルでは初めてのシステムではないだろうか。

 明らかに、薩摩半島側にある私立ラ・サール中高を意識している。しかも勉学の環境は願ってもない田園地帯である。3年後にどんな進路を目指す生徒が現れるか、興味津々である。

 ここを卒業した生徒はまず地元には残らず(鹿児島県にもほとんど残るまい)、都市部へ行ってしまうだろうが、ここで学んだ体験と記憶は肝付町はじめ大隅地方のもつ良さと融合して何らかの動きをもたらすに違いない。

 新設の楠隼中高一貫校の公式ホームページはこちら






 

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